世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

カテゴリー:ビール

2013年09月11日(水)

福香ビール 恩送りプロジェクト~第四弾~大船渡に行ってきました。

 JUGEMテーマ:大震災後の復興支援

当社で行っている、東北復興支援ビール 福香の「恩送りプロジェクト」。
第一弾、陸前高田市の牡蠣の養殖
第二弾、釜石市 井戸商店 イカソーセージ
第三弾、気仙沼市 齋吉商店 金のサンマと行っておりましたが、
次は第四弾になります。
今日は、その先を探すため、岩手県振興局様のご紹介で大船渡に行きました。
震災後大船渡には何度か足を運んでおりましたが、
気仙沼、陸前高田に比べるとぐっと低くなっています。
久々の大船渡です。今回は大船渡の綾里にある千葉勝商店様にお伺いしました。
秋晴れの気持ちのいい天気の中、窓をあけて運転していました。
潮の香りと風が気持ちよく、海を見ると「何かあったの?」といわれるような、
穏やかな海です。
震災でこの海が荒れ狂ったことを忘れてしまいそうです。
街中に入るとせわしなくダンプトラックが行き来し、震災前市街だったところは、
雑草がはえ、東京の湾岸の埋立地にも見えてきてしまいます。
いろいろなことを考えながら、綾里地区にお邪魔しました。
ナビを見ながら住宅地に入っていくと、まだ真新しい工場の千葉勝商店様を見つけました。
笑顔で迎えてくれ社長の千葉敏明様と奥様の朋子様。
大船渡で生まれ育ったそうです。
震災時、被災して工場など流されたそうです。
この工場ができたのは、今年の4月。
そして、今回、福香ビールにお付けして皆様に紹介したい商品が
くきわかめ漬けです。今年の5月から生産できるようになったそうです。
工場が流され、機械類が全部流されたため、最初は仕事ができず、
その後、早い時期に仮設で工場を作り塩蔵わかめをパックし販売していたそうです。
仮設では、食品衛生法の関係で主力だった茎わかめ漬けなどの加工品がつくれなかったそうです。
なんとか復活したく土地を探し工場の再建をねがったものの、土地をみつけるのも難しく、また、土地が見つかった後もどの工事業者さんも仕事が多く、
なかなか工場がつくれなかったそうです。
そうこうしているうちに、資材の高騰などもあり、3/4補助金を受けていたそうですが、
工事金額があがり、結果1/2補助にになってしまったそうです。
それでも震災から二年たった今年の4月にやっと工場が完成したそうです。
真新しい工場。社長と奥様二人で切り盛りしています。
お盆中は東京に行っている娘さんも帰ってきてお手伝いしていたそうです。
千葉さんは工場の機械を一つ一つ丁寧に嬉しそうに私に話してくれました。
千葉さんにお聞きすると、2年間も加工品を作ることが出来ず、
お取引先様の陳列棚は他の商品に代わっていたそうです。
一度陳列棚のスペースが失われるとなかなかもう一度入れていただくことは難しいそうです。
それでも何件か地元のスーパーマイヤさんや道の駅には置いていただけたそうですが、
結果として震災前の半分くらいのお取引先になってしまったそうです。
そのため、人を採用するのも不安だそうです。
様々な大変な課題が山積しているのはわかりつつも、
新しい工場でこれからにむけて明るく話すお二人がとても印象的でした。
二人で今再建に向けて本気でがんばっている様子がわかりました。
帰りに海を見ると、湾内に浮かぶさびた船が見えました。
さび付いており、もしかしたら座礁しているのかなぁ?
放置している



Posted by sekinoichi at 09:45

2013年09月10日(火)

大船渡・陸前高田に行ってきました。陸前高田の熱い男編!

 JUGEMテーマ:地ビールとブルワリー

秋晴れのすばらしい天気の中、本日は大船渡に行きました。
写真は、陸前高田の海です。
『東北復興支援ビール 福香』の支援先が次回は大船渡の千葉勝商店様に行くためです。
その帰りに、陸前高田で復興を一生懸命行っている、谷沿さんにご挨拶するためです。
谷沿さんは、北海道出身で陸前高田にボランティアに入りました。
ガレキホルダー等を作っているメンバーの一人です。
彼は、昨年より地元の方々で事業を起こしたい。という熱い思いで私のところに来ました。
「陸前高田に美味しいリンゴがあるのです。ビール工場をつくりたいのですが!」
最初聞いたときには、面白そうだけど、また無茶いうひとだなぁ・・・と
長くやるのだったら、雇用はそれほどうまれないよ。という思いがありました。
また、資金的、法的問題もあり、よくよく話を聞いていると
せっかく地元の人がやる気になってきたので、商品化をし事業として行いたいとのことでした。
私は、ビールは私どもで醸造しますので、まずは、資金造りでそのビールを販売したらという提案でした。まずは、商品作らなければ・・・
彼はすぐに動きました。
また、酒販売免許と取るまで、飲食で販売してはとお伝えしました。
今日お伺いすると、おしゃれなレストランが出来ているではないですか!
ハイカラごはん職人工房!
私がお伺いしたら、お昼休憩中です。
朝日新聞さんの記者さんが丁度りんごビールに関して谷沿さんを取材しておりました!
ちょうど私の事を話していたそうです!なんていうタイミング!
記念写真をとりました。右端の髭のある男性が谷沿さんです。
陸前高田米崎りんごを使用したビールのポスター!
おしゃれでしょう!
お店は、
岩手県陸前高田市米崎街字脇の沢33-1
再生の里 ヤルキタウン内
ハイカラごはん 職人工房
TEL:0192-47-5333
営業時間:11時~21時(不定休)
です。
一関への帰り道、変わり果てた陸前高田の地をダンプトラックや重機がせわしく動いている風景が、明るく前向きに進んでいる彼の笑顔を思い出すと、ちょっとちがった風景にみえました。
まだまだ問題山積ですが、何かあったのというくらい海は静かにきれいにたたずんでいました。
今日は陸前高田の谷沿さんに、前向きな姿勢を教わり
世嬉の一は元気に営業しています!
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Posted by sekinoichi at 07:10

2013年09月07日(土)

日本ビアジャーナリスト協会の高山伸夫さんが取材してくれました。

日本ビアジャーナリスト協会の高山伸夫さんが当社を取材して、

下記の記事を掲載していただきました。 

取材されたことを記事にしてもらいましたが、改めて私の考えとかがまとまりました。
取材ってそういう意味でも嬉しいです。
記事の冒頭です
↓↓↓
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東北の酒蔵が醸し出すビールには
地道な挑戦と遊び心が凝縮されていた。

「私は、中学を卒業するまで、自動車学校を継ぐもんだとばかりおもってました」
世嬉の一酒造四代目社長・佐藤 航(41)(さとうわたる、以下 航)は、一関から26kmほど離れた千厩町(せんまやちょう)という街で生まれ育った。今は一関市に合併されてしまったが、父はそこで自動車学校を2つ経営しており、航はその跡取りになることを疑わず育ったのだ。
のちに中学時代の友人と一関の街で偶然に出会ったとき、航が世嬉の一酒造で働いていると近況報告すると、友人は「へぇ、世嬉の一に就職したんだ」と勘違いしたとか。中学時代の友人たちにとっては航は自動車学校の跡取りであり、世嬉の一酒造との縁を知る由もなかった。
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つづきはこちら!
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いわて蔵ビールの歴史がわかりますのでぜひご覧ください!
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Posted by sekinoichi at 01:16