世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

カテゴリー:イベント

2018年10月02日(火)

愛心幼稚園の園児たちがもち米の収穫にきました。

台風が過ぎ、秋晴れのすがすがしい朝です。

朝早く、2日連続で大きな虹がでています。

雨上がりの大気の光の屈折の影響とはわかりつつも、なんかいい事がありそうな気分です。

さて、そんな素敵な朝を迎えた世嬉の一酒造では、今日は元気な園児たちが来てくれました。

春に田植えをした稲を刈り取りに、愛心幼稚園の園児たちが来てくれました。

園児たちは赤白帽をかぶり、水筒をもって元気にきてくれました。

今年も餅米が立派に生育してくれました。

子供たちの稲刈りの始まりです。

田舎の町ではあるのですが、土や田植えに触れない子も多くなったので、昔からやっている事業です。

その昔は、酒米をまいて、新人たちに田植えから稲刈りまでしていたのですが、今はもち米にして、愛心幼稚園の園児たちの事業になっています。子供たちの笑顔が私たちに元気をくれます。

稲刈りが終わったら、あんこ餅で休憩です。

今年も園児たちの笑顔で癒された世嬉の一でした。

今日も世嬉の一は地域の子供たちと一緒に元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 11:54

2018年08月10日(金)

ニュージーランド3日目~BEERVANA1日目~

ニュージーランド3日目、朝から大使館のお迎えでBEERVANAに参加しています。

スタジアムの外では、朝から晩まで木材輸出の積み込みときれいな海が広がっています。

それほど寒くないニュージーランドも3日目になりました。

今日からクラフトビール最大のイベントBEERVANAのスタートです。

このイベントは、4000人分のチケットを計4クール販売しているそうです。

準備をしていると・・・・

 

スタート10分前にはすごい人だかりが・・・

写真は1クール目で比較的人が少ないそうですが・・・

スタートしたら、ビールのサービング・・・・

当社は、JapaneseHerbAle山椒、桜嵐IPA、たかたのゆめを持ってきました。

3種類ともユニークビール(ニュージーランドみはないフレーバーだ・・・)とサービングスタッフが忙しそう。

僕は一人一人にビールの説明に追われるという感じでした。

当社は基本的に競争しない、オンリーワンで挑戦するという考えなので、ニュージーランドの人々にもビールの評判はいいようです。

とにかくも人が多く時間の長いイベントです。

第一クールは朝10時半から16時まで

第二クールは5時半~23時まで・・・

長い・・・ビール持つかなぁ・・・足りなさそう。

様々な人に桜の説明、山椒の説明、柚子とコメの説明など結構面白いですね~

途中でこんなイベントもありました。

ニュージーランド人で日本で太鼓にはまってしまい、太鼓のチームをつくったそうです。

「鳴神」というそうです。いくつかは日本の太鼓だそうですが、いくつかはワイン樽を加工してつくったそうです。

迫力の太鼓演奏でした。

そのほか仮装している人、演奏する人、まぁすごいお祭りです。

海外にいくと個性を発揮しないと埋もれてしまうなぁとよく感じますが、このイベントもそうでした。

実は今、ボランティアさんにうちのブースを任せ、ブログ書いています。

彼らは何時間おきに交代ですが、私たちはずーっと夜23時までなのでちょっと休憩。

いや南の国ちすごいイベントがあるのだなぁと感心しました。

ただ、確かに私たちのビールがニュージーランドでも受け入れられるという確信は持てました。

今日も世嬉の一は、「世の人々がうれしくなる一番の酒造りを目指して」元気に営業中です!

おまけ

今回ニュージーランドに呼ばれたのは、来年ワールドラグビーが日本であるからです。

大使館でこんなPRもしていました。

面白いですね~

さらに、ごみ箱にびっくりしました。

でかいでしょう!日本の女の子だったら、ごみ入れに届かないと思いました。

 



Posted by sekinoichi at 05:26

2018年08月09日(木)

ニュージーランド2日目~Beervana準備と出会い~

ニュージーランド2日目は、とても天気の良い朝からスタートしました。こちらは今は冬だそうですが、岩手でいうと秋の気温(10月~11月)くらい。

まず、一緒にきているみんなとランチを食べに行きました。

こちらはクラフトビールが盛んでホテルの周りに16件以上のブルーパブがあります。

その中で、大使館の人がおすすめのHASKというブルーパブでランチをとりました。

ナイフが刺さっているのが、コンビーフ的なものが入ったサンドイッチ。

美味しいけど・・・

これぞニュージーランドという料理はいまだ出会っていない。

こちらの物価は日本より1.5倍くらい高く、水500mlで約500円くらいでした。

現地の人に聞くと、今ニュージーランドは発展し続けているそうです。

大使館のお迎えで、私たちは、BEERVANAというニュージーランド最大のビールイベントの準備にいきました。

今日は前夜祭でブルワーとディストリビューターとの試飲会も同時に開催。

沢山の人が来て、まぁ飲みながら作り手の話を聞きますね~。私もいくつか試飲しながら話をききます。

IPAが多いですね~

その中で、ニュージーランドで独立してビールを醸造している高木さんにお会いしました。

今度コラボレーションやろうね~って感じです。

また、ニュージーランドに来なくては(笑)

BEERVANAの会場は大きなスタジアムの外周でやります。

直径600M以上のところに様々なブースを設置していました。

それぞれのブルワーの思いを表現しているそうです。

みんな思い思いのブースを作っていてすごいです。テーマパークみたいでした。

さらに、遊びも折だくさん!FarYeastの山田社長と一緒に!

準備も終わり、大使館の方々と一緒にパブクロール!

ブルワリーの紹介もいただきました。

ここのブルワリーもかなり変わっていて、BEERVANA用にビールを醸造したと聞き、どんなビールか聞いたら、タイレッドカレーと焼いたダッグを5匹入れて醸造したビール。

まぁおいしかったですが、ダッグを入れる必要があるのかは疑問。

ブルワーに聞いたら掃除が大変だったとか?

さぁ一件目が終わったら、次のブルーパブへ・・・

歩いて1分のところに、ビールイベントがあるということで参加してみました。

様々なやり方をしているブルワーでトラディショナルな作り方から、革新的なものまで。

ビールだけでなくワインも醸造しているとか・・・・

とても刺激的なブルワーです。

そこから、さらにもう一つモルトハウス。ここは初日に出会ったオーナーの店。

150種類以上のビールがあるとのこと。

オイスタースタウトも3種あり、すべて飲みましたが・・・・いわて蔵ビールの牡蠣のスタウト(オイスタースタウト)がおいしいですよ。

さらに、初日に知り合ったブルワーのパブに行ってきました。

その名も「はしご酒」

クラフトビールのほかに、ジャパニーズウィスキー、酒を置いている店です。

日本のクラフトビールはありませんでした。

ここでは、文科省の人と出会いました。ニュージーランドへの留学のための大会があったそうです。

様々な人と出会い、新しいビールと出会い、刺激的な1日です。

でも最も意識したのは、これからは、私たちは何を作り、何を表現するか?ビールを通して岩手の魅力、日本の魅力、世嬉の一の良さを明確に伝えていく商品づくりが必要だとあらためて思いました。

夜中までいい一日でした。

明日からイベント頑張ります。

今日も世嬉の一は多くの刺激をうけつつ元気に営業しています。



Posted by sekinoichi at 11:04

2018年08月08日(水)

超長い一日~ニュージーランド出張編~

世嬉の一を8月6日の14:30に出て、千葉に一泊、成田空港に8時に到着して11時の飛行機に乗りました。

飛行機は二回ほど乗り換えシンガポールで乗り換え、ニュージーランドのウエリントンに着いたのは8月8日14時ころ。

今回は、ニュージーランド最大のビールイベントBEERVANAに招待されてのことです。

もちろん、現地のディストリビューターやインポーターとも商談があり、ビールイベントだけでなく将来の輸出を考えての事です。

しかし、ちょっと疲れたーー。ずーっと飛行機・・・

ホテルで今日はゆっくりと思ったのですが、16時には参加するブルワーや実行委員会の人と懇親会?ディスカッション・・・そして交流会。

シャワーを浴び、すぐに準備しました。

銀行のビルの中に会場がありました。BEERVANAのスポンサーだそうです。

ニュージーランド大使館の方もおり、NZの状況をお聞きしました。

人口500万人。首都のウエリントンは人口40万人。全体的に人口がすくなく、海や緑がきれいな街です。

ブルワーらしき人に話しかけますが、様々な人がいてよくわからない。ビアバーのオーナーだったり、ケグをつくる人だったり・・・

パネルディスカッションは内容を理解することがほとんどできなかったですが、よく出る単語は、Future、education、qualityでした。

ニュージーランドも急激にクラフトビールが普及し、シェアはなんと15%、ビアバー、ブルーパブ、ビール会社も急激に伸びているそうです。

そこで、ニュージーランドのクラフトビールの未来について話しているようでしたが、お客様に理解してもらうための教育、と作り手の品質の向上が必須だと話していたようです。

日本と同じですね~

会場ではビールがふるまわれ、おいしく楽しい時間でした。

それが終わったら、今度は近くのブルーパブで懇親会

楽しいひと時でしたが、ニュージーランドでもアメリカンスタイルのビールが多いようです。

ニュージーランドのビアバーにアメリカの国旗飾っているのもちょっと不思議。

ニュージーランドは、世界的にホップやモルトの産地。NZスタイルのビールがあるかなぁと思いましたが、

ほとんどのビールはアメリカンスタイル。IPA,PALEALE,ヘイジーIPAなど・・・

アメリカはすごいですね~世界の流行を作るのですね。

いわて蔵ビールは日本らしいビール、酒屋が作るビール、岩手でつくるビールとは・・・と常に考えています。

明日は、「JapaneseHerbAle 山椒」、ゆずとコメを使用した「たかたのゆめ」、「桜嵐IPA~PinkTyhoon~」を出品します。

ニュージーランドでもうちのビールを飲んでもらって、岩手に行ってみたい、一関に行ってみたい、世嬉の一に行ってみたいと思うようにプレゼンしたいと思います。

一緒にいった。日本クラフトビール協会の理事長?山本さんとFarYeastの山田社長と結局もう一軒ブルワリーに行って飲んで、夜中にホテルに到着。

いつの間にかぐっすり寝てしまいました。

今日はディストリビューターと商談。楽しみです。

今日も世嬉の一は。「世の人々がうれしくなる一番の酒造り」を目指して元気に営業中です。



Posted by sekinoichi at 07:22

2018年07月27日(金)

西日本豪雨被害チャリティーイベントのご報告

7月26日(木)17:00~東北のビール会社7社が主催して、西日本豪雨チャリティーイベントを開催しました。

■チャリティーイベントの内容

内容は、ビールを飲んだ分だけ被災地に義援金を贈ろうというイベントです。

今回、東北の考え方に賛同した7社、以下のとおりです。

・秋田あくらビール(秋田県)

・田沢湖ビール(秋田県)

・遠野ズモナビール(岩手県)

・北上さくらブルワリー(岩手県)

・仙南シンケンファクトリー(宮城県)

・やくらいビール(宮城県)

・いわて蔵ビール(岩手県)

この7社から無料でビールを寄付していただき、そのビールをビアバ―で提供し、お客様に飲んだ金額だけ被災地に支援します。ビールは1杯500円で販売しました。

場所は、仙台のビアバーGoodBeerMarketEnnの晩翠通り店をお借りしました。お店の方には、料理やチャージは普通に店に入れてもらいました。

なぜこのようなチャリティーイベントにしたかというと・・・

1.ビールを飲んで楽しんで貰うことによりそれが義援金につながればみんなハッピーになれるのでは・・・

2.継続してできるためにお店に負担をかけすぎないようにしたいので料理はお店の売上にしたい

3.お客様も店もブルワリーも少しづつ負担してでもそれがちょっとだけ大きな力になるようなチャリティーイベントにしたい。

ということで、開催しました。

■開催した結果

開催した結果、急遽決まったイベント・・・実は1週間前に決めました・・・だったので、お客様が来るかなぁと本当に心配でした。

そうしたら、蓋をあけてみたら沢山の人が来て、そして西日本のためにたくさん飲んでいただきました。

急遽開催したイベントにも拘わらず、仕事終わった宮城のブルワリー、仙南シンケンファクトリーの岡さん、吉田さん、そして、やくらいビールの畠山さんも駆け付け、乾杯をしたりサービングをしたりお手伝いしていました。

もちろん自分たちのビールを飲むのも500円はらって、乾杯。でもみんな笑顔でした。

仕事の後みんなで集まり、乾杯する、そして皆が喜ぶ・・・自分でいうのもなんですが、いいイベントでした。

また、ホップを栽培しているイシノマキファーム様もビールを飲むほか、義援金をもってきていただきました。

イシノマキファームさんは、農福連携でホップ栽培をしており、今年は巻風エールというビールも生産しています。

■義援金の総額

今回、義援金の総額は

イベントでのビール244杯、122,000円が集まりました。
また、イシノマキファームさんの個人活動による募金10,209円

いわて蔵ビールが福島ビアフェスで集めた募金箱 4,221円

計 136,430円を義援金としてお送りしたました。

■義援金の送り先

義援金の送り先ですが、私たち東日本大震災を経験し、なるべく直接ご支援できる形をとりたいと思っていました。広島のビアバ―様や岡山のビール会社などに色々お聞きしたところ、岡山県真備町倉敷市真備町にある真備竹林麦酒様に義援金としてお送りしました。

http://www.kurashiki-shigen.com/web/index.cgi?c=product-2&pk=116

同社は今回工場に雨水(泥水)が入り込み壊滅的な被害を受けたそうです。

また、真備竹林麦酒はビール醸造を通して障害のもつ人、引きこもりの人の働く場にもなっていたそうです。

私どもも震災後、障害を持つ人達の働き場がなくなったという話をよく聞きました。
(実際そのご縁で当社で頑張ってくれるスタッフとして入社したこともいます。)

そういう状況をお聞きして、真備竹林麦酒にご連絡したところ、やっぱり電話は通じず。

そんな中、真備竹林麦酒を支援されている吉備土手麦酒様にお聞きし、「真備竹林麦酒復活プロジェクト」を知り、今回そちらにお送りしました。

http://kibidote.jp/free/mabifukkatsu

※振込手数料は義援金の中から使用しておりません。当社負担で行っています。

※送り先の口座が「おかやまものづくり実行委員会」となっておりますが、「真備竹林復活プロジェクト」の口座になっておりますのでご了承ください。

私たちの愛のこもった義援金が真備竹林麦酒様のちょっとでも助けになれれば幸いです。

皆様にチャリティーイベント実施報告と義援金のお送り先をご報告いたします。

今日も世嬉の一は西日本を応援して元気に営業中です。



Posted by sekinoichi at 02:27