世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

カテゴリー:イベント

2018年07月24日(火)

西日本豪雨被害チャリティーイベントのお知らせ

いわて蔵ビールからお知らせです。

この度は西日本豪雨被害で被災された皆様本当にお見舞い申し上げます。

このたび、急遽ですが、東北のブルワーでこのイベントを企画しました。
私たち「いわて蔵ビール」は、東日本大震災では全国の皆様から支えていただきました。
私たちは地震の直接被害で工場が二カ月間稼働できず、将来に不安を抱えておりました。ただ、私たちは内陸にいたので、沿岸に支援しつつ、自分たちの復興を目指していました。時には心が折れそうな時も多々ありました。
そんな中、多くの皆様に励ましや支援をいただき、今があります。
今回、西日本豪雨被害を見て、私たちができること何かと思い、小さい活動ですが一歩を行いました。
もし賛同される方がいたら、一緒に時間を過ごしましょう。
当日は佐藤 航も参加します。
よろしくお願いします。
イベント内容は下記のとおりです。

 

東北7社と仙台のビアパブが急遽開催するチャリティーイベント

西日日本豪雨被害チャリティーイベント 飲んで応援しよう


みなさん、こんにちは。岩手県にあるいわて蔵ビールの佐藤 航と申します。
急遽ですが、東北のビール会社と仙台のビアバー「GOOD BEER MARKET ENN」が協力して西日本豪雨災害チャリティーイベントを行いますのでご報告いたします。
私たちは東日本大震災で多くの方々にご支援いただきました。
今度は私たちが出来ることをやる番だと思いました。
私達ビール屋が今できることを考え、このイベントを急きょ開催します。
仙台やその近郊にお住いのみなさん、7月26日(木曜日)にぜひお越しください。
 

■■■今回の主催者 ブルワーおよび店舗■■■
・GOOD BEER MARKET ENN(仙台晩翠通り)・秋田あくらビール(秋田)・田沢湖ビール(秋田)・いわて蔵ビール(岩手)・さくらブルワリー(岩手)・遠野ズモナビール(岩手)・仙南シンケンファクトリー(宮城)・やくらいビール(宮城)
 

■■■支援先■■■
今回このイベントでは、各社のビールを1杯500円で販売します。
そのビール代金、全てを「西日本豪雨被災地」に義援金いたします。
義援金の先ですが、現状では物資など行き届かないところなど様々あるようです。
義援金は、広島・岡山で支援活動をされている方と協議し、効果的な場にお送りします。
もちろん義捐金の使い道などご報告いたします。
ただ、現地の状況が来週どうなっているか予想出来ませんが、もしそれまでに公的な機関やNPOなどの活動により、個人的な物資支援が必要ない状況であれば適切な機関を選ばせていただいたうえで、一番早く役に立つ「支援金」として寄付させていただきます。


■■■イベントの場所と時間■■■
日程:7月26日(木)
時間:17:00~22:00
場所:グッドビアマーケット エン Bansuidori

オーナー:熊谷 熊谷 佳樹さん

〒980-0803 仙台市宮城県仙台市青葉区国分町2-8-12 国分町Kビル5F

TEL:022-224-6511


上記の各社のビールを提供します。
ビールやブルワーからのメッセージは随時FBで掲載していきます
https://www.facebook.com/events/290686558373023/

参加できない方も「いいね」や「シェア」で応援して下さいね。

 

今日も世嬉の一は皆様のおかげで元気に営業しています。
 



Posted by sekinoichi at 01:50

2018年07月18日(水)

100周年記念事業~世嬉の一百年物語 郷土の食と文化を次世代へ~

7月17日、第二回目の100周年記念事業が行われました。

現在の社員が一年かけて考えて企画したイベントです。

イベント立上げの様子など動画にしております。ご覧ください。

第一回目の100周年記念事業は当社の相談役に「世嬉の一酒造百年物語 前編~蔵を守り、蔵を生かす~」という題名で講演していただきました。

実はこの100周年記念、かなりクローズな形で開催したイベントです。

本来なら、ホテルで鏡開き、当社の100年の映像、そした感動秘話、盛大に・・・みたいな感じなのでしょうが、実はそういうことに世嬉の一はまったく興味がなく、今回のイベントの目的は、

1.今までのお客様に感謝の気持ちを伝える

2.若手の成長を促す新たな場にする

3.今までの経営者の理念、考え方を学び、101年目および200年目に向けて今できることを行う

というような目的で行いました。

そのため、仙台のコンサルタント(?) 佐々木様をお迎えして、何度もワークショップを行い、社員(特に若手)中心にイベントを行いました。

講演会の内容だけ決めていました。

なぜ酒蔵である当社が餅やはっとの郷土料理を提供するレストランになったのか・・・

元専務に、調理場で総上がりや悩みなどそこから、元専務を中心にレストランを創っていったいきさつなど今のスタッフに聞いてほしかったのです。

講演会はスタッフにもお客様にも大変良いものになりました。

さて、どんなイベントだったかお伝えします。

まずは、受付・・・今回の講演会は大蔵の二階で行いました。

普段お客様が入らない、秘密の空間です。

普段、接客していないスタッフも京屋さんに作っていただいた法被を着て案内に出ています。

みな元気に挨拶している姿を見ると、ここまで来るのがすごく大変だったので非常に感動してしまいます。

大蔵の二階に講演会場をつくりました。

そして、最初は当社レストランスタッフの講演、専務について、レストランについて、リレー講演です。

最初ははしめさん、最古参のスタッフの一人。旅館業から当社のレストランに来て様々な事を思い出し話してくれました。若手スタッフへの考え方を伝えるのもいい機会です。

沼倉さんの講演、沼倉さんは当社で初めてイタリアンレストランをやった際に来てくれました。みんな知らないイタリアンレストラン立上げから辞める時までの秘話を話してくれました。

吉田さん、今は外販中心ですが、昔は和食厨房のスタッフとして入社、それまでの事を話してくれました。

岩渕さん、レストランホールリーダーですが、実は震災後に入社でした。震災前からだと思っていました。

彼女も世嬉の一で餅マイスターの話など、非常に面白かったです。

菊地さん、世嬉の一の初めての敷地外店舗、「The Brewers Hiraizumi」の立ち上げから現在まで・・・講演しました。

その後専務の講演会でした。

講演会がおわったら、世嬉の一の敷地内ツアー、過去から現在を伝えるツアーと現在から未来(これからどうする?)というツアーを行いました。

カフェ徳蔵を今後「嬉餅カフェ(kimochicafe)」にする予定を説明するスタッフ

ビールの新工場だけでなく蒸留も伝えるスタッフ

そして、売店、レストランなど紹介していきました。

それから懇親会・・・通常ならお客様をご接待するイベントですが、今回はお客様と一緒に楽しむがコンセプトでした。

若手のスタッフが考え調理した料理

料理の説明も若手が率先してやります。

名刺交換なども行いました。若手のスタッフもいい人と出会い、良い人生をおくってほしい。今回は、裏方ではなく、どんどん表で世嬉の一を支えてくれたお客様と接してほしい。そんな思いでイベントを行いました。

お客様も最後まで楽しんで帰っていただいたようです。

スタッフもやり切った感でいっぱいです。

100年目の節目というより、101年目に向けて、先代の考え方を踏襲しつつ新しい世嬉の一のスタートです。

今日も世嬉の一は未来に向かって元気に営業中です。



Posted by sekinoichi at 06:52

2018年07月15日(日)

3連休はイベントに会社で大忙しです。(つくばと町田に出展しています)

秋田に行く用事があったので、急きょ家族をつれて秋田県の桂浜に行きました。

実は子供たち、海に行くのは2-3年ぶり・・・・

というのも夏はずーっと忙しいので、冬にスパリゾートハワイアンに行くか、プールに行くかくらいでした。
(震災で気仙沼・陸前高田のいつもいっていた海水浴場がまだ復旧していないのもありますが・・・)

かならい久しぶりでしたので、子供たちは大はしゃぎ・・・

3連休でスタッフたち大忙しの中悪いなぁと思いましたが、今年の夏も今回のがしたらどこにも連れていけないので、強引に予定を入れました(笑)

 

さて、社長がそんな中、スタッフたちは大忙し。

レストランではオーストラリアの方の結婚式。空知音ハーモニーさんというところが企画している中尊寺金色堂で結婚式を挙げ、当社で披露宴するという素敵な企画。

空知音さんはよく結婚式を企画してくれます。

さらに、イベントチームはつくばクラフトビアフェスティバルに参加しています。

お客様からいわて蔵ビールさん行列できていますよ~とのこと。

つくばクラフトビアフェスは、地元の大学生たちが企画しているイベントです。

そして、7月14日-15日と今日まで営業しています!

https://www.tsukuba-craftbeerfest.com/

 

さらに、町田に大江戸ビール祭りに参加しています。

これは東京町田でイベントを行っています。

大江戸ビール祭り夏です。

http://oedo-beer-festival.jp/

こちらは、当社の人数が足りず、震災後から震災復興に一生懸命な東京の飲食店、トレジオン様にお願いしています。

明日まで開催しています。

 

開催日程:2018年7月12日(木)〜7月16日(月・祝)

開場時間:12日(木)、13日(金) 15時~21時
14日(土)〜16日(月・祝) 11時~21時

会場:町田シバヒロ:
〒194-0021東京都 町田市 中町1丁目20-23

 

よろしければぜひ会場で楽しんでください。

世嬉の一は、今日も連休で多くのお客様おこしくださり、スタッフは元気に営業しています。 

———————–P R———————–

 

夏限定、パッションウィートエールの販売開始しています。

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Posted by sekinoichi at 11:06

2018年06月02日(土)

今日から、大阪城北公園、池袋西口公園、東北絆祭り(盛岡 歴史文化博物館前)でイベント!

今日から世嬉の一酒造のイベント部門は3か所出店です。

一つは、大阪城北公園フェスティバル・・・このイベントは開催前から大阪区長に相談され、参加しているイベントです。

一関の地ビールフェスティバルのようなものを大阪でもやりたいというお話をいただき、実行しています。

今は大きなイベントです。

担当は、航、小岩が参加します。

http://shirokitakouenfair.com/

そして、もうひとつは池袋フォークアンドカントリーフェスティバル

こちらは、豊島区と一関が友好都市のため定期的に参加しています!

こちらは、大立目が参加します。

http://www.toshima-kushoren.gr.jp/event/2018/20180602_folk.html

そして、東北絆祭りに参加します。

こちらは一関市ではなく、平泉町として参加します。

The Brewers平泉でやはりビールを出します。

イベント担当の吉田、ビール工場長の孝紀、そしてBrewers店長 新が担当します。

http://tohoku-kizunamatsuri.jp/map_schedule/

実はまだいわて蔵ビール工場が稼働しておらず、ビールを供給できるか心配でした。

そこで、普段イベントにもっていかない特別ビールをだしています。

・東北復興支援ビール 福香

・東北魂ビールプロジェクト 麦酔ラガー

・陸前高田応援 米崎りんごのビール

・こはるホワイトエール

あとは、

王道のヴァイツェン

ジャパニーズハーブエール山椒

オイスタースタウトです。

限定品は長期保存にしようとしましたが、やはりビールが足りなくなるので出してしまいました。

ぜひ会場に飲みに来てください。

お待ちしています。

世嬉の一は、今日も様々な場所で元気に営業中です!

http://tohoku-kizunamatsuri.jp/map_schedule/



Posted by sekinoichi at 08:14

2018年05月20日(日)

100周年記念事業(世嬉の一酒造百年物語)前編~蔵を守り、蔵を生かす~

100周年記念事業 前編が開催されました。

スタッフが全員で考え、一緒に参加するイベント。

100周年祝賀会というよりワークショップ。

今回は、感謝をつたえ、共に(お客様もスタッフも一緒に)という形のイベントです。

まずは、相談役から蔵を守り、生かした経緯の公演をしていただきました。

いつもはスタッフがお茶を配ったり様々な事をしますが、一緒に聞いてもらいます。

当社の相談役はすでに77歳。

そして、初代経営者から現在の私まで知っている最後の人。

蔵の歴史、特に二代目が急に他界し、蔵を維持するのが困難な時(経営が破綻しそうな時に・・・)に、あえて蔵を残し、この蔵を活かした話をしていただきました。

特に今いるスタッフたちに知っていただきたく、講演を行ってもらいました。

ひとつひとつの事を思い出し、その当時のことを話す相談役はだんだん気分も昂揚しているようです。

この講演の中身は、今後入社するスタッフの勉強会資料として活用します。

また、講演の内容は冊子にしてお客様にお配りしたり、当社の社員の勉強用に使用します。

相談役の講演が終わったら、今度は蔵の修復をお願いしている渡辺設計事務所の渡辺様に蔵について話してもらいました。

当社の蔵のすばらしさだけでなく、蔵とは、なぜ蔵を残すことが大切で、かつ大変なのか・・・

渡辺先生の講演も熱が入り、スタッフたちにもとても良い学びになったと思います。

その後、スタッフたちが考えた蔵見学ツアー!お客様をお連れして、蔵の案内を行います。

今回のイベントは蔵を案内するスタッフ、説明するスタッフ。ベテラン社員ではなく、普段裏方や新人スタッフとして努力しているスタッフが担当します。

レストランホールを説明するスタッフ

売店を説明するスタッフ

カフェ徳蔵を説明するスタッフ

大蔵の二階も説明しました。普段はいらないところも説明することで100年の歴史を感じてもらいました。

そして、懇親会!

世嬉の一でははじめて全スタッフとお客様が一緒になって懇親会を行いました。

懇親会では、多くのお客様が楽しんでいますが、もう一つうちのスタッフにはミッションがあります。

名刺交換です。

普段、世嬉の一はどんなお客様と一緒になっているか知っていただくため、名刺交換をするようにスタッフに伝えました。名刺交換をしたことのないスタッフもいます。

今回のため、初めて名刺を持ったスタッフもいます。

お客様とお話しできないのではと心配もしました・・・

しかし始まってみると、最初は戸惑っていましたが、先輩スタッフが紹介したり、慣れてくるとどんどん名刺交換したり、会話もしっかりしています。

ビール工場で働く中澤さん、先輩土岐さんが手伝っています。

ブルワーズ平泉で働く、W佐藤さん。初めての名刺交換でもきちんとお店の説明をしています。

4月に入社したての今関さん、先輩菊地さんに教わりながら、きちんと世間話もしています。

厨房で働く小山さん、今回のため、名刺入れを準備し名刺交換をしています。

普段コミュニケーションが苦手な小岩さん、ビール工場で働いていますが、名刺交換の後も話をしっかりしています。

うちのスタッフには何人か障碍者手帳をもっている子もいます。

でも誰もわかりません。なぜならイキイキと働いているからです。

今回のイベントも一人一人大変だと思います。でもそうなると誰もかわりません。

社会は障害者手帳を与えるかもしれませんが、一人一人は個性があり世嬉の一の一員として頑張っています。

こういう会社にしたかったんだなぁと感動して私は懇親会の様子をみていました。

郷土料理も好評のようです。

懇親会もあっという間に終わってしまいました。

最後にみんなでお見送り、お客様の笑顔、スタッフ一人一人のやり切った笑顔。

自分たちでいうのもなんですが、本当にいいイベントでした。

100周年記念、だけど、これは200年目の第一歩!素晴らしい1日がスタートしました。

世嬉の一は100年に感謝とこれからのワクワクする未来に向けてすべてのスタッフと一緒に元気にスタートしました。

 

 



Posted by sekinoichi at 02:13