正直、ちょっとしんどかった4月が終わります。お客様が来ないので・・・私の神経が月末になると擦り切れてきます。スタッフの給与も支払った・・・お付き合い先も支払った、大丈夫・・・すべての支払いが終わるとほっとします。
震災の時の3月4月も月末が嫌だったなぁ・・・経理のスタッフと話して銀行に行くのが仕事だったなぁ(笑)
あまりスタッフには心配させないようにしているつもりですが、日々の状態や経理スタッフと話す僕の顔で伝わっちゃうようです。私は、まだまだですね・・・
それを知ってか、各スタッフ一生懸命です。社長が頼りないとスタッフが育つのですね(笑)
カフェ&レストラン部門のテイクアウトは第一弾はほぼ安定してきて、改善、改善に取り組んでいます。毎日利用された方のアンケートを見て、必死に分析しています。
そして、ビール部門ではせっせと蒸留にいそしんでいます。
そうです、本日、スピリッツの限定免許の限定が解除されました!
平成18年以前に酒造免許を持っているところには自然とスピリッツ免許が付随していたのですが、それを今回の高アルコール消毒液やクラフトジンを醸造するために限定解除が必要でした。
一関税務署様が異例の処理で、最速で許可がでました。ありがとうございます( ;∀;)
東日本大震災の際に、炊き出しのストーブを囲んで、ビールが売れないので、高アルコールにして燃料にしようかと話していました。あの時はガソリンがなく長蛇の列になっていたので・・・
今回は、病院、訪問看護、保育園、老人ホームなどで消毒用アルコールが少なくなっていると聞いていました。自分たちができることは何か・・・
「世の人々が嬉しくなる一番の酒造り」当社の名前の由来です。
そう考えると・・・今は消毒用アルコールを供給することが世の人々が嬉しくなることなのでは・・・そう考え、様々な計画を変えて今回取り組みました。
ラベル作成も進んでいます。すべて同時進行。善は急げですね(笑)
日々、資金繰りでの悩みや雇用調整助成金の申請の難しさに格闘しているときと異なり、前向きな悩みはすごく楽しいですね。
地コーラ(クラフトコーラ)に続いて、行うのは飲める消毒用アルコール製造・・・その先にはクラフトジン製造です。
今回、飲食業を長く経験していて、アメリカ留学から帰ってきたスタッフが2月に入社してくれました。彼はジンにも詳しいのでそのまま担当になってもらいます。
日々、正直経営は大変ですが、コロナウィルスのこの状況に適応して、世嬉の一酒造がスタッフとともにできることを目指していきたいと思います。
世嬉の一は、静かな中でも元気に営業中です。
※注意:レストラン・カフェ営業に関して・・・
当社、蔵元レストラン 世嬉の一にとって、このような時期にお客様がお越しいただけること本当に嬉しく思い、正直助かります。ただ、自粛要請が出ている中、万が一お客様が遠方からお越しの場合、知らないうちにお客様の周りの大切な方を不幸にしてしまう可能性もあります。サービス業として、お客様を分け隔てるというのは大変遺憾なのですが、自粛要請もかんがみ、岩手県内、一関市内、近郊の市町村(栗原登米地区や気仙沼地区など歴史的、文化的同一地域の方々)のご来店のみにさせていただきたく思います。申し訳ございません。
遠方からのお客様、もしGWに向けて帰省や旅行に来てみたいとお考えのお客様、お互いに今は我慢することで、今は大変ですが、近い将来、お客様も私どもスタッフも幸せな気分で接客サービスできると思います。
今回はご入店をお断りする場合もございます。本当に申し訳ございません。ぜひ、この騒動が収まったときには何卒よろしくお願いいたします。
世嬉の一酒造株式会社 スタッフ一同
—-PR—–
https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/ienomi
https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/ienomibeer
https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/foodienomi
https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/ienomisake
https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/ienomifood