世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

2018年05月17日(木)

100周年記念事業(世嬉の一酒造百年物語)~その前に・・・

100周年記念事業が始まります。

3代目佐藤 晄僖と4代目佐藤 航と社員の集合写真です。

いつの間にか社員も増え、いつの間にか若返っている・・・というか若い女子が多いなぁ・・・

社員は24名になっていますね。

この写真は8年前、東日本大震災で休業していた時に社員で撮影したもの。パートさんも含まれているのであまり人数変わらないように見えますが、社員は11人でした。

二代目 佐藤正と蔵人たち。太平洋戦争が終わり、一次周辺酒蔵が国の政策で統合されたのですが、また独立し世嬉の一で再出発した際の写真。

1枚目はこの構図と一緒に撮影しています。

この数十年でずいぶんかわりましたね。後ろの大蔵はそのまま大きくたたずんでいます。

これから未来に向かって共にすすむスタッフたちと襟をただして進んでいきたいと思います。

 

追伸:私たちの来ている法被は、京屋染物店(当社の近く)で作ってもらった法被です!

 



Posted by sekinoichi at 04:24

2018年05月14日(月)

いよいよ明日は100周年記念事業 第一回目!(リハーサル風景)

京都出張から朝一の飛行機で戻り、スタッフの明日の準備状況を聞きました。

100周年記念事業は、鏡割りも派手なパーティーもなく、スタッフ一人ひとりが創るお客様をおもてなしするイベントです。

そのため、およびするお客様もちょっとだけ限ってお呼びすることになっております。

前の日なので明日どんなことをやるか最終チェック。

いままで100年の世嬉の一は、三代目社長や専務(女将)の指示のもと、世嬉の一らしさを創ったイベントが多かったです。

しかし、今回からはstaff一人一人が考え行動するイベント。皆一応に不安です。

何を隠そう、私自身がもっとも不安です。この子たちだいじょうぶかなぁ・・・

今回のイベントを行うにあたって方針だけ決めていました。

1.全員でイベントをつくる。(任せる)

2.普段裏方にいる方も全員で全面にでる(お客様と一緒に参加する)

3.感謝の気持ちを表すイベントにする

4.社員自身の学びの場にする

です。

さて、どんな様子でしょうか?

明日は、世嬉の一の各蔵の見学を行います。100年前に使っていた様子と現在の様子をそれぞれのスタッフがお客様にお伝えするツアーを行います。

スタッフ同士で聞いて、こうした方がいいのではなどと最終打ち合わせに熱が入ります。

普段お客様にお見せしない、大蔵の二階も見学ツアーに入っております。

もちろん当日の料理の打ち合わせも行います。

普段だったら、大切なお客様は女将が決めていましたが、今回は若手スタッフが考え、調理しています。

コンセプトは

1.酒蔵だから、日本酒、酒かすなどを使用した蔵元料理

2.地域の食材を使用した料理

3.建部清庵(地元の偉人)が提唱した野草料理

4.自分たちもパーティーに入るので、サービスしなくても食べれる料理

5.旬な食材をつかう料理

です。

餅やはっとはもちろんですが、若手スタッフが考えた料理はどれもおいしいです。味付けだけちょっと修正しましたが若手もどんどん育っています。

最後は名刺交換の練習。

いつも厨房の中、ビール工場の中などにいるとお客様と接したことがないので、名刺交換する機会がありません。

そんな子たちにも名刺交換してもらおうと行いました。

世嬉の一ではスタッフたち、一人ひとりがいい人生を送ってほしいと考えています。

よい人生ってなんだろう、多くの人からありがとうを言ってもらえる人生、そしてよい人と知り合える人生。

だから、今回は普段サービスするスタッフも表にでて懇親会に混ざってもらおうと思いました。

名刺交換もしてもらおうと・・・

初めての練習で緊張しているようです。

明日が楽しみです。

世嬉の一は一人一人のスタッフがイキイキ働き元気に営業中です。



Posted by sekinoichi at 03:47

2018年05月13日(日)

100周年記念事業の動画が完成しました。

100周年記念事業の動画が完成しました。

皆様から頂いた「一」がロゴになっていきます。

また、当社のスタッフが100周年事業の話し合いの様子などもあります。

よかったら見てみてください。

動画はLidea門傳一彦さんに作ってもらいました。



Posted by sekinoichi at 12:51

2018年04月29日(日)

第四回 世界に伝えたい日本のクラフトビールに参加して・・・

ゴールデンウィーク初日・・・・会社は忙しいと思いますが、私は東京に・・・

第四回 世界に伝えたい日本のクラフトビールの大会に選ばれ出席しました。

東京ベルサールというところで、世界に伝えたい日本のブルワリーに選ばれたビール会社が集まりました。

その記念写真。設立順に並んでください・・・と言われたら、私が一番古かった・・・

麦酒でも老舗になるのね・・・

イベントでは、トークセッションで仲間と話しするのはとても楽しいです。

主に、クラフトビール業界で同じ苦労、楽しみをお話しするだけですが、その時の光景が思い出し楽しくなります。

また、試飲の際は、技術的な話で盛り上がりますね。

第2回の時はグランプリをいただいてうれしかったのですが、今回はファイナリスト。

うれしいですね。

ビアジャーアナリスト協会の方に似顔絵も書いていただきました。

クラフトビール業界盛り上がっていますね。すごくうれしいことです。

また、その中でいわて蔵ビールはどうあるべきか、考えつつ、イキイキワクワク経営をスタッフとやっていきたいと思いました。

 

最後に、世界に伝えたい日本のクラフトビール(通称:セカツタ)を企画・運営したJBJAの皆様本当にお疲れさまでした。

また、会場に来ていただいたファンの皆様ありがとうございます。

世嬉の一は今日も多くのお客様に応援されて元気に営業しています。

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Posted by sekinoichi at 05:42

2018年04月26日(木)

2日間、岩手のチーズ製造場を回りました~!製造の感動は一緒です!

2日間に渡り、素晴らしい風景をドライブしました!

走行距離1000km超えちゃった(笑)

岩手は広いのですよ~四国と同じくらい。一関(最南端)から二戸(最北端)まで行きました。

勉強会でお世話になっている方が国産チーズに興味があり、そのため岩手にきていただけるとのことで、様々な場所をご案内したく久しぶりに北に向かいました。

まずは、金ヶ崎のカウベルさん。素敵な奥様がお迎え。

海外でも学んだ技術でおいしいチーズ作りをしていました。

そのあと、花巻市大迫に伊東さんに久しぶりに会いに、チーズ作りを行っている方です・・・がすれ違いで会えず。

そのまま、遠野の多田克彦さんにあいに行きました。

多田さんは熱い人ですね。様々な食品もおいしい!

まずは、牛の見学からでした。

いい顔していますよね~

チーズ作りも本格的です。

日本でつくっているのは珍しいタイプのチーズだそうです。作り方も難しそう・・・

しかし、どのチーズを食べてもおいしい!元の牛乳がおいしいからですね~

この日、多田さんに取材が入っていました。どうやらNHKのプロフェッショナルに出演するそうです。

多田さん所でたっぷり話を聞き、その後、雫石に・・・・

そして今日は盛岡宿泊。

次の日は朝7時から岩泉に行きました。

台風による水害でダメージ受けていた岩泉ヨーグルト&チーズも無事復活。

さけるチーズが絶品です。

素晴らしい水のある岩泉では、チーズもヨーグルトもおいしかったです。

そこから、今度は葛巻高原牧場へ

久しぶりにあった前原さん、こちらは自然エネルギーで素晴らしい町の経営が行われていました。

広い敷地で育てられています。

商品も多々ありました。

どこの作り手さんも熱心に話してくれるのは私たちと一緒ですね。

岩手の自然が生んだ素晴らしい食品。岩手っていいところですよね~

そして、最後は三谷牧場。多田さんと一緒にぜひ照会したいところでした。

三谷さんと会うのは12年ぶりくらい。

相変わらず元気でした。

ここのヨーグルトもチーズも絶品です!!!

きれいな牛舎にきれいな牛たち・・・

このジャージ牛の牛乳も本当においしいですよ~。

放牧しているからか、みんなひとなつっこく穏やか。

そして三谷夫妻は様々なチーズを作っています。

彼らの勉強熱心さとすばらしさはいいですね~

東京のお世話になっている方のおかげで、いい人たちと再会できました。

そして、私個人にも、会社としてもいい刺激です。

とても参考になりました。

岩手の自然のすばらしさと人のすばらしさを感じて、今日も世嬉の一は元気に営業中です。



Posted by sekinoichi at 06:41