世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

アーカイブ:2016年12月

2016年12月05日(月)

今日は清酒屋でもなく、ビール屋でもなく、ジュースやさんです!

瓦礫2

世嬉の一の駐車場に気づいたらきれいな花が咲いていました。
寒くなってきていてもなんかきれいだなぁと見とれてしまいました。

瓦礫
世嬉の一の駐車場に積んである、東日本大震災の際に崩れた石蔵の壁。

5年たち、風化していっているので、間におちた種子が育っているようです。

寂しいような、美しいような・・・

世嬉の一では震災から5年、ほぼ毎日周辺のどこかで工事している音が聞こえますが、それも日常化しています。

そんな中、ふと見ると美しく植物が咲いているのは力強く、元気になりますね。

この花はなんていうのでしょうか?調べてみますが、知っている人いたら教えてくださいね。
 

さて、今日はビール工場にとてもいい香りが漂っています。

一関市大東の若手農家 菅原清さんのリンゴ400kgを一生懸命絞っているところです。

大東りんご2

結構大玉でびっくり!

大東りんご

実は、菅原さんといろいろ話している中で、リンゴを使って何かできないか?と相談をいただきました。

当社は、リンゴのビールやリキュールなどがあるのですが、菅原さん自身が販売したいということで、アルコールではなくジュースにしようという事になりました。

ジュースでもサイダーに使用ということになりました。

りんご100%ジュースは産直でたくさんあるそうで、どちらかというと在庫過多、そんな中、お客様に喜ばれ、自分たちが一生懸命育てたリンゴを美味しく提供するにはどうしたら・・・そんな相談でした。

だから、サイダー!

当社は清酒製造免許、ビール・発泡酒製造免許、リキュール製造免許の他に、清涼飲料水免許も取得していたのです。

それでは、サイダーを醸造しようということで、昨年搾汁機も購入していました。

りんご1

今日は半日かけて、リンゴの搾汁を行います。

リンゴの香がいいので、これを美味しいリンゴサイダーに変化させたいと思います。

菅原 清

リンゴとトマトを作っている、菅原清さんにも喜ばれる美味しいサイダーを醸造しますね!

今日も世嬉の一は地域のおいしいものを加工して元気に営業しています!

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新酒が出来上がります!

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Posted by sekinoichi at 12:03

2016年12月01日(木)

クラフトビール業界伝説の方!?グアムからの来訪者、素敵な時間をすごしました!

DSC_0404

東京にやってきました!

写真は、私が昔勤めていたF総合研究所が入っているオフィスビル!大きいですね。私が勤めていたときは、五反田から徒歩15分のところにあるビルでしたが、東京駅すぐ近くに立っています。

今日はこの会社に用事があって出張したのではなく、ある方にお会いしたかったからです。

その方は私がビール醸造を始めたばかりのとき、アメリカのクラフトビール業界のことを日本に伝え、さらに、日本のクラフトビール業界の礎を作った方です。また、今絶好調のヤッホーブルーイング社(よなよなエール)をV字回復させ、今の基盤をつくった方です。

現在は、自分で独立され、グアムで自分の醸造所を立ち上げ、活躍されています。

石井さんという方です。

グアムのビール会社のサイトはこちら(ミナゴフビールといいます)

http://ishiibrew.com/

http://weekly.visitguam.jp/2013/08/post-390.html

石井さんはいわて蔵ビールが大変な中、ビールの醸造の基礎やリアルエールを教えてくれた人の一人です。

昨日も石井さんとお話し、楽しい時間をすごすことができましたが、またまた自分にとって大きな学びでした。

それは次の2つです。

1.業界全体を考え、業界が伸びるように行動しなさい。

クラフトビール業界は今はブームのように伸びています。それに対して、品質向上を忘れて売りに走らないこと。常にお客様を見ること。

自分の会社だけではなく、業界としてどのように世の中に役立ち、成長していくかということを様々なアプローチで話してくれました。

まだまだクラフトビール業界は小さく、知られていない。今のブームに浮かれることなく、地道に進むこと。

また、自分だけでなく、回りとともに業界がよくなるように行動するように教えていただきました。

石井さんもヤッホーブルーイング社にいたときも、自社を品質、出荷量、経営ということを立て直して伸ばしただけでなく、低迷している地ビール業界に大きく貢献し、今のブームになる基礎を作った方の一人でした。(本人は否定するかもしれませんが・・・)

おととし、グアムでお会いした話の内容は下記に書いています。

http://sekinoichi.co.jp/blog/archives/1511

2.リーダーは回りからみとめられてリーダーとなる。

ビール業界に限らず、リーダーになる企業は、大きさや売上げ高だけではない。

全体善を考え行動することから回りから認められ、頼られる存在ということ。

クラフトビール業界もえてして出荷量や企業規模で考えがちですが、回りからみとめられ、業界を考えるのが大切だとのことです。

これは会社でも一緒で私自身、利他>自利の気持ちで行動していないといけないなぁとあらためて思いました。

また、当社は業界のリーダーになるつもりも、その規模もまったくないですが、

少なくともこの地域の同業者たちとは、切磋琢磨は基本ですが、競合相手ではなく、共合相手として、地ビールというものが日本に根付き、発展するように活動を続けたいと思います。

そのひとつに、東北魂ビールプロジェクト(http://sekinoichi.co.jp/blog/archives/1511 )がありますが、これからも続けたいと思います。

※東北魂ビールプロジェクトのビールはいい感じで出来上がってきているそうです。

そして、ビールだけでなく、他の業務も同様な考え方で進んでいきたいと思います、

 

DSC_0408

おくの赤い人が石井さんです。あまり写真に出たがらないですね~

大先輩にお会いし、彼の活動と考え方から今回もパワーとエネルギーを注入されました!

今日も世嬉の一は、地域と共に元気に営業中です!

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Posted by sekinoichi at 04:15