世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

カテゴリー:ビールの知識

2022年11月06日(日)

今年も醸造しました、一関産リンゴのシードル!

今日も気持ちの良い秋空。銀杏の黄色と青空とのコントラストが綺麗です。空に吸い込まれそうですね。さて、先日、地元の農協からジョナゴールド3トン到着しました。

見ため、超綺麗で、トラックの中もリンゴの甘酸っぱい香りでいっぱいでしたが・・・

これ全部傷ものリンゴで加工用だそうです。それが3トン!

品種は岩手県一関産ジョナゴールドです。農協さんによると、岩手純情りんごの代表品種の1つで甘味の中に酸味が際立つ、アメリカ生まれの個性派だそうです。ゴールデンデリシャスと紅玉の交配種。やや酸味が強いものの甘味も十分で、コクのあるまろやかな酸味が楽しめます。生食はもちろん、調理用にもおすすめです。

これをハードシードルにすると、香りがよく酸味と甘みのバランスのとれたシードルになります。

しかし、ハードな1日はここからスタート、10時からリンゴの搾汁をスタートして、およそ10時間。夜8時まで交替でリンゴの搾汁を行います。そして、参加しないようにその日のうちに醸造するので、醸造士は帰るのは10時過ぎになります。

毎年の恒例行事になりました。

工場の中もリンゴの香りでいっぱいになります。

工場長もきっちりと仕込を行い、今年の第一弾のジョナゴールドのシードル仕込みました!

今月末から来月に皆様にお届けできます。ぜひ楽しみにしていてください。

今日も世嬉の一は、地元の美味しい農産物で元気に営業中です!

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Posted by sekinoichi at 06:05

2022年10月28日(金)

有機JASマークの取得目指して、有機加工食品の生産行程管理者講習会に参加しました!

毎日、綺麗な秋晴れ続きで、須川岳(栗駒山)の紅葉も美しくなっています。

世嬉の一の敷地内も徐々に紅葉してきました。銀杏の木(一番写真の奥)は写真では緑に見えますがちょっと黄色がかっております。

さて、昨日と今日と、有機食品の講座を学びに行きました。今まで当社は有機加工酒類の認可を受け、有機ビール(オーガニックビール)を醸造してきました。今までは、日本の酒類は、有機JASマークはつけれませんでした。(お酒は、農水省管轄ではないので・・・)

ですので、有機中央会様がこれは確かにオーガニックビールですよと認証を頂いていたのですが、これからは、10月1日より法改正があり私たちも再度申請をし、実施すれば有機マークを付けることができるようになります。

今までの有機認証マーク(いわて蔵ビール 自然発酵ビール)

新たに申請して、有機JASマークをつけると、海外(アメリカ、ヨーロッパ、台湾など)でも、有機酒類として承認されます。今までよりずいぶんよくなります。

そのため、2日間みっちり講習をして・・・『有機加工食品の生産行程管理者』の資格を受けます!この資格がないと有機加工工場としての認可がもらえません~!

2日間みっちり勉強したのですが、面白かったです。いい食品をつくるために有機認証を得るのですが、例えば遺伝子組換え作物を使用しないとか、遺伝子組み換え作物を使用した加工品をつかわないとか・・・酒類でいうと、醸造アルコールなどが当てはまります。とうもろこしなどが結構遺伝子組み換えをしていますね・・・

また、放射線を使用して殺菌していないものを使用する。輸入品では放射線で殺菌する穀物が多かったりします。

有機加工食品の工場になるためには、そのような原材料ではないものを仕入れるため、仕入れ先様にも検査、証明書をいただいたりして、きちんとした原料を使うことが義務付けられます。

面白いですね。

最も面白かったのが有機食品の市場の話です。

有機市場は年々拡大しているのですが、そのほどんとが北米とヨーロッパ。その二か所で世界の有機市場の91%が消費されています。中国は6%、日本は1%くらいだそうです。ほとんど有機食品にはアジアでは興味が少ないようですね。

消費は欧米なのですが、製造はどこで作られているかというと・・・こちらも有機農地面積は年々増加しているのですが、そのほとんどは世界の半分はオセアニア、次にヨーロッパ(21%)、中南米(11.2%)、アジア(9.1%)となっております。

消費国と生産国が全然異なるのですね。日本では、有機茶の市場がどんどん大きくなっているようです。

日本の農作物のうち有機農作物は全体の0.3%くらいしか製造していないのですが、日本茶は日本の茶の生産のうち4.68%製造しているそうです。また有機茶の輸出も年々増えているそうです。

面白いですね。勉強になります。

当社として、美味しいビールを醸造することと、身体によいものということでオーガニックビールを醸造しようと考えて行ってきていました。これからは、有機JASマークをつけれるように頑張りたいと思います。

2日間、みっちり勉強できて本当によかったです。

今日も世嬉の一は健康な食の提供を目指して元気に営業中です。

 

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Posted by sekinoichi at 07:21

2022年09月01日(木)

エールの本場、イギリスのビール世界大会で今年も1位を受賞しました!

最近、秋雨が多い季節になりました。愛心幼稚園の園児が植えてくれたもち米田んぼの稲がどんどん熟成してきております。すずめのご飯にならないよう・・・毎日守っております。今月どこかで稲刈りが始まりますね。

さて、今日はいわて蔵ビールで嬉しいお知らせを皆様にお伝えします。
毎年開催される、ビールの世界大会「ワールドビアアワード2022」で2年連続、スタイル別世界1位にレッドエールが輝きました!
地元の新聞にも掲載していただきました!ありがとうございます。

 

大きく岩手日報様にも取り上げていただきました!

■ワールド・ビア・アワード(WBA)とは、

『ワールド・ビア・アワード(WBA)』は英国パラグラフ・パブリッシング社が年に1度開催するビールの世界的コンペティションです。2007年に第一回が始まり、審査は「Taste」分野と「Design」分野にわかれます。

「Taste」分野の審査はすべてブラインドテイスティング(銘柄を伝えずに行うテイスティング方法)にて行われ、まず10個のカテゴリーに設けられた「スタイル」ごとにRound 1とRound 2の審査が行われ、Round 3の最終審査で各「カテゴリー」における頂点が決定されます。

Round 1は各国の代表を決める世界大会に向けた予選となっています。各カテゴリーに設けられたスタイルごとに各国の代表「カントリーウィナー」が選出され、世界の強豪と戦う代表ビールが決定し、Round 2、ここからが世界の強豪同士が凌ぎを削る世界大会のスタートとなります。このRound 2では各国の「カントリーウィナー」を獲得したビールをスタイルごとに競わせ「ワールドベスト・スタイル」が選ばれます。最終のRound 3ではこの「ワールドベスト・スタイル」同士を各カテゴリー内で競わせ、晴れて10カテゴリーにおける「ワールドベスト・ビール」が決定いたします。

今年は50ヶ国以上から3,500銘柄を超えるエントリーがあった中、いわて蔵ビールのレッドエールは、Round 2のスタイル別世界1位を二年連続受賞しました。

今後Round 3でも1位をとれるよう、努力してまいります。

今年は、レッドエールが2年連続スタイル別世界1位になったのと同時に、2液種が受賞しています。

・桜嵐IPA specialtyIPA カントリウィナー受賞、ジャパンゴールド受賞

デザイン賞 ブロンズ賞受賞

ヨイツギIPA(Iwate Pale Ale)

Seasnal Paleale ジャパンシルバー受賞

 

私達、クラフトビール会社は、醸造した後、官能検査のみでビールのよしあしを判断したりしていますが、当社ではキリンビール仙台工場で時々分析していただき、数値的にも大丈夫かチェックします。

調度、先日、キリンビール様で分析をかけていただいたのですが、発酵度、オフフレーバーなどを分析して、当社でも満足する数値になっておりました。日々研鑽していた結果がでたのかなぁと嬉しくなります。

正直、ぼくらのビールは大手さんより高価格のビールですので、それ相応の品質の追求はこれからもしていかなければと思います。

また、当社の醸造士(後藤 孝紀)はじめ、スタッフみなずっとこの事業に変わらず努めているということも技術の向上につながっていると思います。今後もスタッフが辞めない企業になるよう、頑張りたいと思います。

ビール部門だけでなく、うちのスタッフ全員で喜んびました。

今日も世嬉の一は品質向上でお客様に貢献できるよう元気に営業しております。

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今年もトマトエール販売開始しました!

ひやおろし発売開始!

2年連続世界1位!レッドエールの快挙!



Posted by sekinoichi at 11:13

2022年07月21日(木)

今年も一関の恵みを得て、トマトビールを仕込んでいます!

今朝は曇りの世嬉の一、すごしやすいですね。愛心幼稚園のもち米田んぼは元気に育っております。

今朝は、地域の方々を入れた朝食ミーティング。コロナウィルスがまた蔓延してきたんで、朝食はお弁当に変更になりました。

朝、健康弁当を作りました。野菜は世嬉の一ファームからです。

さて、こちらでは完熟の野菜をそのまま弁当にできますが、農協さんでは、完熟トマトは東京に出荷できません。なぜなら、東京に行く前に熟しすぎるからだそうです。

そこで、今年も世嬉の一は出荷できないトマトを250kg購入して、トマトを搾り、トマトビールを醸造しています。

工場長は今朝早くから農協にトマトを引き取りに行き、今日は絞る作業です。

美味しそうな一関産トマト!

みずみずしいです。

この機会は遠心力でトマトやリンゴを吸った後、ジュースと皮を分離する機械です。

美味しいトマトジュースが大量に出来上がります。

このトマトジュースを麦汁(ウォート)と一緒に煮込み、ホップと黒コショウなどを入れ、醸造します。レッドアイのような感じではなく、フルーツビールに近い?ミネストローネ?

トマトの味がしっかりした美味しいビールになります。

結構、人気の高いビールですよ。

ひたすらトマトを絞る工場長・・・

今年も地域の美味しいトマトで美味しいビールを醸造します。

世嬉の一は、今日も地域の恵みを得て、元気に営業中です!

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6月24日朝8時にスタートしました。おかげさまで第一弾の目標は達成しました。ただ、お客様と清酒世嬉の一を通じてあらたな輪をつくりたいです。そこで第二弾目標として300人様と繋がろうと思います。そして、酒蔵復活、地酒復活を達成します。
ぜひ応援よろしくお願いします。

https://camp-fire.jp/projects/view/584549

お中元ギフト受付中です。

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/giftpamphlet

 

7月23日は、土用の丑の日ですね。ウナギには山椒エールですよ~

https://www.sekinoichi.com/

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Posted by sekinoichi at 07:35

2022年04月01日(金)

金山を見つけました!これからうちのビールは金箔入りになります!

おはようございます!重大な発表があります。今期はいわて蔵ビールは超成金になります。
蔵も工場も金で輝いています!とうとう、金山を発見しました。

あのマルコポーロの東方見聞録でも「東方に国あり、その名ジパングという。その国で特に驚くべきことは金の多いことである。その金は掘れども尽きず。」とあります。

その金山とは、一関の隣町、陸前高田の玉山金山といわれています。隣町の平泉には中尊寺金色堂があります。なので当社でも金山探していましたが・・・・ついに発見しました。

なぜ金山を探していたか・・・

これはビール醸造に深くかかわりがあります。

ある日・・・

どうしたらもっと金色に輝くビールにできるか・・・そう工場長と相談していました。

スタッフとたちともビールを醸造してはディスカッション!

じっとビールを見て考えていました。

そんなとき・・・工場長が歴史から考えていきました・・・

ずーとずーと悩んでいた工場長・・・
黄金の輝きのビール・・・・
ふと「歴史から学ぼう」と思いました。 この地域は平泉文化の地。
金色に輝くといえば、平泉中尊寺の「金色堂」 黄金に輝くビール・・・中尊寺の金色堂、黄金・・・

そ!そうだ!

工場長はひらめきました!

そこで、すぐに行動を起こすのがいわて蔵ビールチーム!

金山を探し、一関の山々を探索しに行きました。

そしてついに・・・

安全上の理由で金山がどこにあるか教えられませんが・・・・一関のどこかです

いわて蔵ビールが成金になりましたので・・・

これから当社のいわて蔵ビールも黄金に輝くように金を入れることにしました!

皆様もちょっと明るいニュースが少なくなってきた世の中なので・・・ビールから輝く日々を送りましょう!あなたもいわて蔵ビールと一緒にリッチな気分になってください。

今日も世嬉の一は、黄金に輝く時間を楽しく元気に営業中です。

黄金のビールはこちらから

↓ ↓ ↓

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/APRIL2022



Posted by sekinoichi at 12:00