世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

カテゴリー:酒蔵復活プロジェクト

2022年09月06日(火)

酒蔵・地酒復活プロジェクト9割できているのですが・・・あとちょっと・・・(工事状況)

 

萩の花が咲き始めました。秋ですね~、ショウリョウバッタも元気に出没してきました。
さて、酒蔵復活・地酒復活プロジェクト工事・・・ほぼ終わっているのですが・・・あとちょっとが終わっておりません。ん~待ち遠しい。

入り口、工事は終わりましたが・・・看板か、暖簾、どんな感じにしようか???

細かいところはまだまだですね。

見学通路ですが・・・ほぼ感染ですが・・・クラウドファンドで支援をいただいたお客様のお名前のを掲載する看板が・・・まだです。

分析室、兼酒事務所 ほぼ完成。テーブル等も新品ではないのでありますよ。ここはほぼほぼ終わり・・・分析器具足りないの購入しなくちゃ・・・

ボイラーも完璧ですね!

甑も届きました。ほぼ大丈夫です。あとは、酒母タンク持ってこないと・・・

搾り機も完璧・・・洗浄用の水道の蛇口一個追加かなぁ・・・

壁もOK、排煙窓の開け閉め用の取ってもできました。ここは大丈夫!

タンクもチラーがついて終わり・・・いえいえ、ここが終わっていません。

米を運ぶ足場ができていないのです。大昔でしたら工事用足場でいいのですが、今は安全上の理由でNG。きちんと足場を作らねば・・・

図面だけで来ています。

あと、保健所様のご指導で・・・この部屋に二層シンクが必要だと・・・

分析室につくってしまったがこちらにも必要と・・・こちらも追加工事だなぁ・・・

9月末には終わってほしい。そう願って今、工事業者さんと打ち合わせ中です。

でも日々の変化に楽しんでいます。今は作業していないし、清掃前なので中を案内していたりしています。

今日も世嬉の一は未来を見ながらワクワクしています。

工事のご報告でした。

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Posted by sekinoichi at 05:06

2022年08月20日(土)

酒蔵復活・地酒復活プロジェクトは明日までとなります。最後までなにとぞよろしくお願いします。

酒蔵復活・地酒復活プロジェクトも残り僅かになってきました。

最終的に募集締め切りが、21日23時59分になります。
最後までよろしくお願いします。

さて、今日は僕の酒の教科書、「清酒醸造技術」です。この本を買って読みながら研修などしていたのが、2005年でした。

今でも醸造の件でなにかあると開く本です。
この時期はちょうどビール醸造を行って5年目でした。ビールと清酒の醸造法を比較することはあまりないのですが、その違いに驚いた記憶があります。

並行複発酵、糖化と発酵を同時に追うなう方法。

もろみ(液体ではないもの)を発酵させる技術

一回の発酵でアルコール分20度近くいく高アルコール発酵

様々な点が異なり面白いなぁと思いました。

当時は理屈と技術を習うことで本当に必死だったのを覚えています。

清酒技術は国もあげて研究所があるくらい、体系的に研究されています。研究されていますが、それでもまだまだ奥が深い、もしくは新しい事が出来てくるというのが本当に面白いです。

もう少しで自分たちの手で酒造りを行い、様々な技術の検証とチャレンジを行えることが嬉しい限りです。

そして、それを300人以上の仲間が見ていると思うと気が引き締まります。
ぜひ今後ともよろしくお願いします。

今日も世嬉の一はスタッフが協力して元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 12:11

2022年08月17日(水)

酒蔵復活・地酒復活プロジェクトが300名様突破しました!ありがとうございます!残り4日最後まで頑張ります。

皆様、いつもおせわになっております。世嬉の一酒造の代表の佐藤航です。

おかげさまで酒蔵復活・地酒復活プロジェクトの仲間 300名様というNEXTGOALをクラウドファンド募集期間4日残して達成しました。本当にありがとうございます。

私どものは、将来の地域の事、私たちの会社の事、様々な面を考え、この地域で酒蔵復活・地酒復活というものが必要だと考えていました。
コロナ禍で当社の中心だった観光業や飲食業が厳しくなればなるほど、その思いが強くなってきました。この2年間、交流人口が極端に減少し、人の往来が減ったため、地域の食材を使用するレストランでは仕入れが激減し、雇用の維持も厳しくなっていました。そんな中、この地域に昔からあるもので、地域の産業(農業)と深くむすびつくもの、そして現在行っている県外、海外に出荷してもより独自性のあるの・・・未来に向かって希望が持てるもの・・・
それが、この新工場と地酒復活プロジェクトでした。

私たちは、今日本で新規で取得が事実的に不可能な清酒の醸造免許を持っています。

私が実家に戻った日、いつの日か酒蔵復活をしたいと思い、会社に戻ってきました。
会社の存続のため、共同醸造に切り替え、工場をリノベーションし世嬉の一を存続させた先代と先代の妻も、いつか酒蔵を復活させようと歯をくいしばって、その当時に借金を返しながら存続させ、ある程度軌道にのせて会社を次世代に託しました。その先代たちも酒蔵復活を強く願っていました。

※先代社長 佐藤晄僖(左・・蔵をリノベし蔵を守った)妻 紘子(右・・郷土料理レストランを成功させ地域食文化を発信・発展させた)

今回、長年の思いと未来に向けて、必要と感じた酒蔵・地酒復活プロジェクトがスタートし、工場の形も徐々にできてきました。

補助金の申請もおり、いざスタートすると、世界情勢が急変しまた。そのため、工事費の増大や物資の到着の遅れ、また地震の被害(3月の宮城福島地震)など・・・スタートすればするほどハードルが出てくるような感じです。コロナ禍で業績が激減している状態でのハードルの出現は、ボディブローのように徐々に私たちの体力と気力を奪っていくようでした。

まるで、何か、神様に本当にやる気があるのか???と試されているような気分でした。

そんな時、このクラウドファンドを通じて多くのお客様からご支援をいただき、特にメッセージをいただき、本当に心の支えになっています。

そして様々な葛藤がありましたが、今、酒蔵・地酒復活プロジェクトがスタートを切れそうです。
あらためて皆様にお伝えします。本当にありがとうございます!!!
感謝でいっぱいです。

でも、まだファンドも終わりではありません。最後まで仲間づくりはがんばって広げていきたいと思います。

そして、本当の勝負、地域の酒造りはまだスタートしてません。

これから保健所の調査や税務署への工場の届け出などまだまだあります。
引き続き、このブログ等でご報告していきたいと思います。

一旦、300名様達成本当にありがとうございます!

これからも引き続きよろしくお願いします。

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Posted by sekinoichi at 05:00

2022年08月10日(水)

大切な事務作業で・・・酒蔵復活プロジェクトの援助に・・・

今朝も天気が良く、また夏日が戻ってきました。そんな中、愛心幼稚園児の植えたもち米田んぼをみると・・・稲の穂がでてきました!

大事に育てないと・・・・

さて、今日は、ずっと机に向かって資料を作成していました。

私の苦手な分野ですね。

この酒蔵復活・地酒復活プロジェクトは、もちろん皆様方のファンドの支援や、地域の銀行さんのご融資によってスタートしています。

ただ、当社は零細企業、それだけだと不安でいっぱいなので・・・今回は補助金(国からのご支援)を頂いております。工事費の何分の1をお国から支援していただくので、こんなにありがたいことはありません。

・・・が、やはり作成する資料は膨大です。

申請する際は、夢と希望でワクワクして記載して提出ですが、今記載しているのは、報告書です。こちらは現実と向き合い、工事費がいくら予定より上がったとか、相見積もり書を添付とか・・・なかなか根性がいります。

 

なかなかこのような資料に慣れていないので、説明書を見て、足りない資料を探し、またわからなくなったら電話でコールセンターに聞いてと・・・今日は頭から煙が出そうでした(笑)

ただ、なんとか形にして、本日提出しました。
(ただ、提出しても修正依頼が山のように来ると思うのですが・・・・)

コンサルタントさんにお願いして、補助金申請から終了申請まで行う方もいるのですが、当社にすると結構もったいない。その分節約して、いい機械を入れたいと思うと・・・・

頑張るしかないですね。

いろんな産みの苦しみがありますが、事務作業が苦手な私にはなかなかやりがいがあり、最後、pdf化して提出した時はちょっと達成感がありました。

さて、上記の写真のパソコンのわきに置いている詩があります。これは、震災の際に様々な方々にご支援をいただいたのですが、その支援の中に入っていたものです。

私は、震災後それを毎日机の上に置いて気づくと読んでいます。

二宮尊徳さんの詩です。伊那食品工業株式会社の塚越会長の名前が記載してありました。

その詩は下記のとおりです。

—–

遠きをはかる者は富み

近くをはかる者は貧す

それ遠きをはかる者は百年のために杉苗を植う

まして春まきて秋実る物においてをや

故に富有なり

近くをはかる者は

春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず

唯眼前の利に迷うてまかずして取り

植えずして刈り取る事のみ眼につく

故に貧窮す

—–

この詩を読むと、なんとなく心が落ち着きます。震災の際に明日はどうなるんだろうとおもっていたのですが、もっと未来のことを考えて、目の前のことに一生懸命になるということができました。

今回の酒の工場は、すぐに会社の利益や社員の幸福ということではないと思いますが、きっと何年後かに、素敵な芽がでて、そして次の代、もしくはその次の代にこれやってよかったと思われるようになっているのでは・・・そんなワクワク感でいっぱいになります。

事務作業も終わり・・・さてまた酒造りにむけてがんばります。

今後ともよろしくお願いします。

世嬉の一は、スタッフはお客様と正対して今日も元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 04:03

2022年08月04日(木)

新しい蔵人が入社しました!

今日は最高気温27度過ごしやすい天気です。愛心幼稚園のもち米田んぼもどんどん伸びています。

酒蔵工事も左官屋さんが来て細かな作業を行っています。とても楽しみですね。

さて、酒蔵復活プロジェクトで大事なのは工場だけでなく人材です。

8月1日より新人さんが入社しました!東京から岩手にUターン就職です。とても頼もしい人材です。

当社での醸造部門は、みな素人さんからスタートしています。

ビール部門には、東京農業大学醸造学部出身者だけでなく、大学の微生物学を学んだ人すらいません。(私は大学の環境微生物をべんきょうしていましたが・・・)

現在工場長の後藤孝紀さんは、法学部を途中でやめ、当社に来てくれました。


ド素人といわれても仕方がないのですが、彼は真面目に学び、経験し、いつの間にか、世界で賞を取るビール醸造士になりました。さらに岩手県知事から岩手県青年卓越技能士に選ばれるほど熟達しています。(写真はビール工場長 後藤です。彼も酒の醸造は数回行った経験があります。)

さて、新人蔵人(杜氏を目指すスタッフ)が1名入社してきました。30代の青年です。

名前はM君。元は東京の高級寿司屋さんで、仕入れ担当していたそうです。彼は、大学卒業してからずっと10年以上一つの会社で勤めていました。

実家の岩手に戻りたくなり、当社に応募してきました。

魚の目利きはぴか一ですが、残念ながらお酒の醸造は全くわかりません。工場ができあがるまで 今はビール部門で修業しています。

私は、採用の際に学歴をあまり見ないです。それよりも1つの職場でどのくらいがんばったかを見ます。醸造経験や大学で微生物学を学ぶということはすごくいいのですが、必ずしもそれがいい醸造士や蔵人になるとは思えないのです。ずっと一つのことをコツコツやれる人がいいお酒を造れるのではと思っています。

ですので、今回採用した彼は適任だと思ったのです。

今、全く慣れないことを毎日コツコツやっています。しかも清酒づくりではなくビールづくりを・・・昨日彼と食事をしていましたが、非常に人当たりもよくすなおなところがきっといい醸造士、蔵人になるなぁと思いました。

すごく期待しています。

また、嬉しいのは、今回のプロジェクトのように新しい事業を起こすことで、新しい人材を地方で採用することです。
地方は人口が減ったといわれますが、少子化もありますが、主に、人口流出です。仕事がないから都会に出てしまいます。仕事をつくっても将来的な不安や賃金格差などで戻れなかったりします。

今回、彼が戻ってこれる場をつくれたのかなぁとちょっと嬉しくなります。

ビール醸造の時も後藤工場長と10数年一緒にビール部門を育ててきました。もちろんこれからも育てていくつもりですが、酒部門はM君と一緒に1から育てていきたいと思います。

また、もう1人~2人醸造部門(酒ビール関係なく)スタッフを採用する予定です。

後藤工場長のように、田舎から世界に評価される人材を部門と共に育てるのが私のひそかな楽しみになっています。

今日も世嬉の一は新しいスタッフと共に元気に営業中です。

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今日も世嬉の一は蔵がイキイキと生き返り、元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 08:00