世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

カテゴリー:蔵に関して

2022年03月02日(水)

来たぞ!清酒醸造タンク(密封、耐圧式、チラー付き!)酒蔵復活プロジェクト

今日も気持ちの良い晴れの日の世嬉の一。道路からは雪がなくなり、道端や日陰にすこし残雪がある程度になりました。 敷地内からは福寿草の芽がでて咲くのが今か今かと待ち遠しい日々です。 さて、当社に酒蔵復活プロジェクトがあるのですが、仕込タンクがやってきました。普通ならホーロータンクを使うところが多いですが、うちのタンクは耐圧、密封、温度調整付のビール醸造用タンクの改造版です。 普通だと、このような緑色の鉄にほうろうを塗ったものが伝統的なもので、上部に大きな穴があります。 今回は・・・・ DSC_2199こんなタンクになります。タンクは工場になる場所に設置するためにまだ横にしておりました。 ビールも醸造できちゃいますね。 朝8時半にトラックでタンク4台運ばれてきました。朝からワクワクが止まりません。 大きな10tトラックで運ばれ、それを2tトラックにタンク一台づつ移動し、工場に入れます。

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最後はオリャーと手押しで入れているのみてすごいなぁと思いました。

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入るもんだなぁと思いました。 今年の8月までに完成する新清酒工場ですが、現在の冬の間に醸造するのではなく、極端にいうと365日いつでも醸造できる体制にしたいと思っています。 新工場のコンセプトにいくつかの目的があります。そのためにこのタンクを入れることにしました。 1.働き方改革・・・冬に一気に仕込を行うことで、醸造の人たちはすごく忙しくなります。それこそ寝る日も惜しんで醸造します。それは1年分を4か月で醸造するから濃密になるのは仕方がないことです。 でも・・・365日できるようになると仕事の濃度が理論的に1/3になってしまいます。そういう環境で美味しいお酒を造りたいなぁと思います。 2.若手の育成・・・清酒に比べビール醸造の醸造士の成長が早く感じています。私の中で、醸造経験が多いほど伸びやすいと思っています。ですので、年に何回、醸造できるかで成長が早くなります。1年醸造して次の1年まで間隔があくより、常にトライでき改善できる環境にしたかったのでビール工場のようなタンクにしました。 3.美味しい清酒をつくりたい・・・温度管理は今後の美味しい清酒醸造にとても大切と聞いていました。そのため、1タンクごとに温度を調整できるようにするためにビールタンクの改造したものを使用したいと思いました。 4.様々な清酒をつくりたい・・・缶詰機を入れたり、炭酸対応の瓶詰機を入れたりするのは、今回の醸造にスパークリング日本酒やその他リキュールなど様々な商品開発をしたいのです。そのため、このようなタンクの方が様々な挑戦ができます。 未知の酒蔵復活プロジェクトなのでまだまだ先は遠いですが、ワクワクが止まりません。 タンクは今設置されようと待っています。 コロナ禍ですが、次のステップに向けてどんどんやっていこうと思います。 世嬉の一は未来に向かって今日も元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 05:28

2022年02月08日(火)

直売所にある戸田さちえさんコーナーで癒されます。

コロナ初年度に創った世嬉の一酒造の包装紙。 一つ一つに素敵な絵が記載されています。 地元のイラストを描かれる、戸田さちえさんに書いてもらった絵を使用しました。 戸田さんの絵は温かく、世嬉の一の雰囲気によく合っているなぁと思ってお願いしました。 また、私の母(先代の女将)が仲良くさせてもらっているご縁でお頼みしました。 そんな戸田さんのコーナーを世嬉の一の直売所にも作りました。 とても癒される絵と商品なので、お客様にも人気です。

一つ一つ見るとすごくかわいく、ビールやお酒のイラストもあります。 小箱も当社からすぐ近くの金森紙器さんで制作されているとか・・・すごくしっかりして、美しい小箱です。 こんな作品があります。

  なんか癒されます。ぜひ、世嬉の一にお立ち寄りの際は、ご覧ください。 私も毎日見て癒されております。 今日も世嬉の一は地域の人に助けられて元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 05:30

2021年12月22日(水)

先代の功績 地域と共に・・・

冬の寒い日が続いていますが、明るい日差しがさしています。冷気で凍った水たまりが光に反射してとてもきれいな朝です。
さて、先日の岩手日日(地元の新聞)を見てびっくりしました。

先代がトップで掲載されてました。

市勢功労賞に当社の先代が選出されました。

確かに、先代や先代の女将はずっともちで町おこしをやろうとか、地ビールフェスティバルやろうとか、その前は地域の企業と町おこしのため地ビールやろうとか・・・さらに前は、地域のために蔵を残すとか・・・

常に地域のために・・・と二人三脚で動いていました。正直30になり、私が家業にもどったとき、会社がこんなに大変(経営的にも資金繰り的にも危機的状況ででした。)なのに常に町おこしや人のためと言っているのがちょっと腹正しく思っていた時期がありました。順番が違うのでは・・・と

先代や先代の女将はそういうときでもまわりまわってよくなっていくからとか、地域と共に生きていくのが世嬉の一だからと言ってあまり変わらない活動をしていました。

私が経営に携わるようになると、ますます仕事以外の事が多くなり、ほとんど会社にいない人だなぁという感覚です。

ただ、先代がこのような賞をいただき周りの人に祝ってもらっている先代をみると地域で生きるため徳積みしていたのかなぁと思ってしまいます。

私は先代と同じようにはできませんが、尊敬と感謝の念をもって先代を誇りに思いたいと思います。

現在は、相談役になってほとんど会社にタッチしておりませんが、今でも地域の様々な会に参加しているようです。80歳過ぎて、商工会議所はさすがに引退しましたが、小学校のために・・・とかなんかやっているようです。

身体だけは無理しないでほしいとは思います。

世嬉の一のスタッフも私も相談役の1/10くらいですが、地域に貢献できるよう日々努力していこうと思います。

今日も世嬉の一は、地域と共に元気に営業中です。

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バーレーワインも残り僅かになってしまいました・・・・


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先代と先代の奥様


Posted by sekinoichi at 03:00

2021年12月15日(水)

一関伝統の門松立て、厳美地区保存会(伝承の会)の皆様のお力を借りて完成しました。(正月準備)

去年と異なり、今日はとても気持ちの良い風が吹いています。上空には白鳥が編隊飛行をしていました。もっと近くで撮りたかったのですが、結構スピードが速い白鳥たちでした。
さて、今日は、恒例の一関伝統の門松立てを行いました。

一ノ関厳美地区に残っていた伝統の門松「門」ですが、元をたどると、伊達藩の文化のようです。

心のふるさと創生会議(協力 仙台市博物館、東北福祉大学)様の資料を見ると伊達藩の門松そのものを一関で毎年続けていました。岩手県一関は伊達藩の北の端の方ですので、もち食文化や門松など仙台で失われていった文化がまだまだ伝承されているのですね。

世嬉の一でこの門松を毎年お願いして作り続けていますが、もう25年以上になります。先代の社長と専務(社長の奥様)が地域の文化を伝えていきたいと、一関厳美地区でこの伝統を伝承しようとしている保存会の人にお声をかけ毎年作り続けていました。

枝ぶりのよい、栗・松・竹を山から切りだし、門松を造ります。

大きなしめ縄も制作していただきます。

これを行なうと敷地内の空気が良い空気が入ってくる・・・そんな感じがいつもします。

神棚のしめ縄もいいですね。

世嬉の一は何かと危機が訪れますが、なんとなく多くの人に救われたり、ピンチと思ってチャンスが来たりするのは、こういうことでいい気が入ってくるからかもしれません。

門松も完成し、神事にうつります。

まずは、棟梁から



私・・・来年はいい風が吹きますように・・・

社員代表として後藤工場長。

みなで門松を祝い、新しい年を迎える準備を行いました。

今日から、1月15日まで門松はたたずんでいます。ぜひ、世嬉の一にお越しの際は、門松をくぐって福を呼び込んでください。

今日も世嬉の一は、地域文化を継承し、元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 06:46

2021年11月30日(火)

醸造家と建築という題名で、記事を記載していただきました。ありがとうございます!

世嬉の一の広葉樹はすっかり葉が落ち、木々の骨格が見え、それもまた素敵です。月夜でみるとすごく雄大な感じがしますよ。

さて、今日は素敵な雑誌の記事を紹介します。業界誌なのでなかなか見ることができないのですのでブログで紹介します。「醸界秋春」という雑誌です。そこに、建築史家・京都華頂大学教授の川島智生先生という方が当社の建物・歴史にスポットして記事を書いてくれました。

その記事が非常にわかりやすくまとまっているので、紹介します。社員研修の際にも使用したいと思いました。

私もあったことがない、創業者であり、私のひい爺さん「佐藤徳蔵」ハンサムだったのですね。

私達世嬉の一の前の「熊文酒造」の時の事や、近くにあるベイシーさんの事、兄弟蔵だった「玉の春酒造」の事も記載しています。よかったら読んでみてください。私はの記事を読んで、より地域や多くの人に支えらえて世嬉の一の今があるのだなぁとしみじみ感じました。

今日も世嬉の一は元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 07:08