世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

カテゴリー:もち

2022年12月09日(金)

お正月にお客様に搗きたて餅をお届けします!(蔵元レストラン世嬉の一)

今日はちょっと肌寒い世嬉の一。でも嬉し事がありました。宮城福島地震(4月)に被害の受けた蔵の修繕が進みました。すごくヒビだらけだった漆喰の壁もきれいになりました。

漆喰に雨水が入ってどんどん土蔵は崩れてくるのですよね。ちょっと安心しました。
さて、今日はもっと嬉しいことがありました。

とうとう、蔵元レストラン世嬉の一スタッフが、搗きたて餅を通販にできるようにしました。
ずっと実験していたのですが、瞬間冷凍機を活用し、餅つきの水の配合を考え、搗きたて餅を冷凍することが可能になりました。実験が9か月かけたので、冷凍での賞味期限は6か月に設定しましたが、お正月にお客様が搗きたて餅を楽しめるように開発しました。

昭和61年に先代が作った郷土料理レストラン世嬉の一。それから35年以上、毎日餅をついてお客様にお餅料理を提供していました。

第一弾で果報餅を大林製菓様と協力して、お土産としてもっていける商品を開発したのが8年前。

それからずっと、ご家庭でも搗きたて餅が食べれる用にならないか考えていました。

白餅だと、ご家庭で様々な創意工夫で美味しく餅を食べられます。また、焼くもちと異なり、柔らかく美味しいお餅はお米しか使っていなくても少し甘く感じます。(お米の甘さを感じられます)

柔らかい搗きたてもちは、解凍してしばらくするとだんだん固くなります。普通の搗きたて餅と一緒ですが、真空包装にしているので、解凍して食べずに固くなってしまったら、切って焼けば美味しい餅になります。

もちはいいですね~

今回、120gづつ個包装(真空包装・冷凍)して、パックにしてお届けできるようになりました。

レストランのスタッフ頑張ってくれました~!ありがとうございます。

私達は毎日餅つき(※注意:レストランでは衛生面など考慮し機械でついています)していますが、ご家庭ではなかなか餅つきできず、正月に切り餅を焼いて食べている方がおおいのではないでしょうか?

一ノ関のもち食文化では切り餅は、保存食ですので、ハレの日(お正月などめでたい日)には保存食は失礼になるので、きちんと餅つきし、生餅を食べます。
しかし、ご家庭では、現実的に生餅(搗きたて餅)を食べるのは難しいですね。そこで、当社でなんとかできないか・・・と開発しました。

また、1個1個、個包装ですので食べない分は冷凍で保存できます。1個でお餅2-3個分あります。

 

一ノ関のもち食文化も広がりますね~、なんかワクワクします。

コロナ禍でレストランスタッフも本当に大変だったけど・・・その分いろんな工夫とチャレンジしてくれたこと嬉しく思います。

数量限定にはなりますが、本日から販売開始いたします。

今日も世嬉の一はもち食文化を真剣に考え、元気に営業中です。

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搗きたて餅をお正月に食べませんか?

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Posted by sekinoichi at 07:55

2022年07月20日(水)

夏季保育で元気をもらいました!もち食文化に触れ合う園児たち

昨日の雨が嘘のように晴れやかな世嬉の一。

酒蔵復活プロジェクトもどんどん進んでおります。

愛心幼稚園のもち米田んぼも順調に成長しています。そんな中、昨晩、愛心幼稚園の園児たちが傘をさして夏季保育に当社に来店しました。小さい靴と黄色い傘がなんともかわいく、夏の夕方にとても気もちが和む風景です。

愛心幼稚園の園児たちは、地域のもち食文化に触れるということで、毎年もち米の田植え、夏季保育での餅つき、稲刈りなどを世嬉の一で行っています。今回は夏季保育の餅つきです。

小さい傘に二人で仲良く歩いてくる子たちをみると無条件に嬉しくなりますね。

また、愛心幼稚園さんいつも気をつかっていただき、花をプレゼントしてくれます。お子様たちからいただくので余計に綺麗におもっちゃいます。

嬉しいですね~

そして、園児たちの大きな声が蔵に響きました。餅付の音頭です。「よいしょ!」「よいしょ!」という大きな声がまた元気で、私たちが園児から元気をもらいます。

この園児たちも大きくなった時に、気づくのだと思いますが、なにかあると「餅搗き」や「餅をたべたいたなぁ・・・」って

普通だと思っていたけど、うちの地域だけだったと気づくのではないでしょうか。

残念ながら、一関市は高校卒業すると98%の学生が市外に出ていってしまいます。また、成人でもどってくる率は3%以下です。

つまり、一関は他地域への人材輩出市なのです。いつか故郷も思う時にうちの町はもちの町だったなぁと自慢できる地域になるよう、子供のうちから自然と感じていってもらえると嬉しいものです。

しかし、昨晩は園児たちに元気ももらいました!

今日も世嬉の一は、地域の食文化を伝え、元気に営業中です。

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6月24日朝8時にスタートしました。おかげさまで第一弾の目標は達成しました。ただ、お客様と清酒世嬉の一を通じてあらたな輪をつくりたいです。そこで第二弾目標として300人様と繋がろうと思います。そして、酒蔵復活、地酒復活を達成します。
ぜひ応援よろしくお願いします。

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お中元ギフト受付中です。

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7月23日は、土用の丑の日ですね。ウナギには山椒エールですよ~

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Posted by sekinoichi at 05:34

2022年05月31日(火)

園児たちが今年も田植えにやってきました(食育)

昨日、世嬉の一ファームの手入れをしていました。どんどん野菜も育ちますが、同時に雑草も元気に育っていて、なかなか草取りはハードです。いい野菜ができレストランでお出しすることを楽しみにしています。

さて、恒例の食育として行っている、愛心幼稚園の園児によるもち米たんぼの田植えが行われました。一関のもち食文化を小さいときから体感してもらいたく、もち米の田植え、そして、田植え餅を食べる、稲が育っだったら、稲刈りや餅つきも行います。

今年の園児たちも喜んで田植えがスタートしました。

近所にある愛心幼稚園の園児たちがにぎやかに世嬉の一まであるって来てくれました。

田んぼを見て喜んでいます。

幼稚園児たちからお花を頂きました。飾らせていただきます!

田植えの予行練習です。園の先生方は、園児のお尻が泥につかないように気を使っているようでした(笑)何回もリハーサルを行っていました。園児たちもワクワクしているようです。

さぁ泥んこになって田植え開始です。沢山の泥の感触がとっても新鮮だったようです。

みんな喜んでいるようです。

園児たちは何回も田植えをしながら楽しんでいました。

田植えも無事に終わりました。

田植えが終わったら、水でどろを落とします。お母さん方も手伝って、綺麗にさっぱりします。

その後・・・・楽しい田植え餅(あんこ餅)を楽しみます。

 

みんな楽しんで食べていました。

そして園児たちが帰った後に・・・稲がしっかり育つように、世嬉の一スタッフがちょっとだけお直し・・・

これから毎日、インスタグラムやフェイスブックで田んぼの様子をアップします。稲刈りまで園児たちの稲をきちんと育てますね。

子供たちももち食文化の一関を感じていただければ幸いです。

今日も世嬉の一は地域の食育を考え、元気に営業中です。

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こはるコーラ



Posted by sekinoichi at 01:24

2022年03月31日(木)

年度末は理念勉強会、先代から学ぶ

朝は雨模様でした。雨の中、梅の花はきれいに咲いています。 春ですね・・・

ちょっとつくしも出てきたようです。

さて、3月31日年度末。酒造業、観光業、飲食業だった私たちには、様々なチャレンジとハードルが次々きた時期だったなぁと思いました。

特に3月の地震は、これから春休み、マンボウ明け、レストラン売店部門のスタッフにはショックだったようです。 そんなかでも前を向いて日々過ごせるのは、スタッフに恵まれていたからだと思います。

年度末の今日は、毎月の全体会議と勉強会を行いました。
コロナ禍になり、時間ができその時間で行っているのが、掃除、新商品開発、勉強会です。

このコロナショックが終わったらスタッフと共に世嬉の一は生まれ変わっている!そんな会社になってくれればと思います。

さて、年度末の今日勉強したのは、第二創業者の妻(元 専務)の話です。
100周年記念で作った冊子を基に勉強しました。

はずかしながら、当社のスタッフは本を読む習慣がない子もいるので、100周年記念紙を造るとき、だれでも読めるカフェにおける冊子のようなものを造ってほしいとお願いして作りました。

こんな感じです。

この12pくらいの冊子を読んで、感想と自分の仕事にどう落とし込めるかということを話し合っただけの勉強会です。

ただ、その中に、世嬉の一酒造がこれまでどうやって生きてきたかなどがわかるような内容です。

部門違う人も一緒に話あい、今回はパートさんも入ってもらいました。今後、社員パートさん関係なくオープンな会社にしようと思っています。

いろんな話が出ました。とても参考になりました。

ただ、その中で元専務がすごい!という話で終わらないようにとも終わっていました。 当社は一代目が創業し(徳蔵さん)二代目が戦争や水害に立ち向かって経営し、ちょっと没落し、三代目が第二創業のように業態を開発し今の世嬉の一の基礎を作ってくれました。

そのため、感想が先代がすごいとなりがちなんですが・・・それだと自分たちに落とし込めない。

でもスタッフたちといろいろ話しているうちに、元専務の「気づく力」「学ぶ姿勢、探求心」「人との縁を大切にすること」この3つが素晴らしいという結論になりました。

「気づく力」元専務は、自然、季節、地域の力など様々なきづき、そして、観光客がよろこぶこと(その当時にはなかった郷土料理レストランという業態の開発、もち料理(もちをレストランで提供すること)など行いました。これはすべてお客様がどうやったら喜ぶかという気づきや地域がこうなったらよくなるという気づきからではないかと・・・

「学ぶ、探求心」は、わからないことはどんどん会いにいって学び、その方を巻き込み、そして疑問に思う、その繰り返しで新しいものを生み出していったということです。

「人との縁を大切にすること」様々な縁を大切にし、人との繋がりをよくしていく、その人々から気づきを得て、学びまた実行するということでした。

私達はまだまだですが、先代にすこしでも近づけるよう、そして世嬉の一らしさを大切にしながら、たらしいものを生み出せるように頑張りたいと思いました。

いい時間を年度末に過ごすことができました。

今日も世嬉の一は理念を学び元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 06:51

2022年02月20日(日)

お客様が来なくても一生懸命なレストランスタッフです。(新商品開発)

朝雨が降っており、日中は晴れ、天気の良い日曜日。もう温かくなってきていますね。土日ですが、静かな日々。震災以来の来店客が少ない日々になっています。 岩手県の1日のコロナ新規感染者数県全体で200人程度、人口10万人当たり118人の感染者、全国で2番目に低い数値です。ただ、静かですね~だれも歩いていない・・・そんな時間が多くなっています。 蔵元レストラン世嬉の一もスタッフたちの時間が多くなってきているので・・・ こういう時は新商品開発です。以前、瞬間冷凍機や真空包装機を購入しており、さらに総菜免許、食肉加工免許などあるので、さまざま研究しています。 そんな中でできた商品が酒屋の酒しゃぶ膳の通販商品   そして、さらに研究中です。 震災の際も観光客が誰も来なく、私たちが行ったのは、清掃清掃清掃の後に、徹底的な見直し、下手すると過去の自分たちの否定から入ったのかもしれません。 震災前は低価格で、100名、200名という団体を受けていましたが、それは他店に任せて、当社は30名~40名の中団体をメインにし、そこに中価格帯の地域食の強いレストランに変えていきました。 今回のコロナでは、夜の営業を辞めて、さらに餅とはっとに特化した郷土料理レストランにすること、ホールと厨房に分けていたスタッフを一つのレストランスタッフとして、ホールスタッフに調理を勉強してもらい、全員体制にしたこと。 あまった厨房スペースは商品を生み出す食品工場の位置づけで、世嬉の一から地域の良い食品を発信するに変えました。第一弾は、酒屋の酒しゃぶ膳ですね。 そして本日もどんどん試作をつくり試行錯誤しています。

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これは何でしょう(笑)   これは何を造っているのでしょう? シチュウー?いえいえ違います。通販できるものです。なんでしょう? 豆腐?いえいえ、違います。これも通販しようと・・・ 何回も試作中です。試作して試食して、改善して試作して、試食して・・・なんて素敵な職場でしょう(笑) 来月には発売になれればいいのですが・・・とても楽しみです。 私達、特に蔵元レストラン世嬉の一は、コロナ禍だったから強くなれたといわれるように変貌すると思います。 商品開発になれないスタッフたちも頑張っています。 世嬉の一スタッフの中で、現状維持とか、昨年の踏襲と言っているスタッフがいたら、叱られちゃいます。常に前に明るく進まないと楽しい人生はないと思うからです。 お客様が来なくても、日々忙しいレストランスタッフたちでした。 今日も世嬉の一は、お客様が少なくても元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 03:44