2016年11月16日(水)
第6回東北魂ビールプロジェクト始まりました!
3年前、東日本大震災を受け、復興需要に頼ってはだめだ、それぞれがレベルの高いビールを醸造することによって、本当の意味でほしいビールになろう!そして世界レベルのビール醸造をしようという目的で始まった東北魂ビールプロジェクト。
スタートは、岩手県 いわて蔵ビール、福島県 福島路ビール、秋田県 あくらビールの3社があつまりスタートしました。
そして今年で6回目の開催。今年は、岩手県からズモナビール、宮城県からシンケンファクトリー、やくらいビール、茨城県 シャートーカミヤ(講師としてまねきました)、大阪から道頓堀ビール(たまたま旅行中に参加していただきました!)の5社が増え8社が集まるという形でスタートです。
この東北魂ビールは2日間で行われます。
1日目は話し合い、ディスカッション。それぞれの持っているノウハウを出し合い議論します。
醸造のこと、仕入れのこと、販売のこと、様々打ち合わせいたします。
今日は1日目、午後14時から集まったメンバーは熱く語りだします。
今回はどんなビールを醸造するか・・・
それぞれ意見をのべますが、毎回醸造する施設をかりるブルワーが中心となって決めます。今回は福島路ビールさんの番
さらに、ワールドビアカップで金賞を受賞した茨城県のシャトーカミヤ 角井さんが参加。
大きくはペールエールもしくは、インディアペールエールというスタイルにしようと福島路ビールさんの意向で決まっています。
ラガービール(低温発酵で飲みやすいスタイル)中心の福島路ビールさんがエールビール(高温醗酵で香り高いビール)を醸造したいということからスタートです。
各メーカーのペールエールやIPAをもってきてそれぞれ試飲と批評。
これを化学的に議論もします。どういう目的でこのビールを造ったか、その場合、どのような手法でどのような味にしたいか?
実際の味との違いは、この香りの由来はなんだ・・・様々なことを話し合います。
そしてだんだんヒートアップしていきます。
こういう場だから、プラス意見もマイナス意見もぶっちゃけ話します。
なぜなら、みんな世界に誇れるビール醸造をしたいから・・・ 自分のビールのマイナス点を指摘されても、それをどうしたら改善できるかもきちんと話し合うので、自然とヒートアップ。
まさに東北魂です!
今回は、結論としてアメリカンIPAというスタイルを醸造しようということになりました。
IPAとはもともとイギリスからインドに輸出していたスタイルのビールで、船で長く保存しなければならないので、アルコール度数(6~7%)を高めに、そしてホップを大量に使用して、苦く、コクのあるビールです。
アメリカンIPAとは、その中で、アメリカで品種改良された柑橘系のホップを使用して苦味というより香りが特徴のスタイルです。最近はアルコール度数も低めのものが多いです。
せっかく福島路ビールさんで醸造するので、はじめは福島路ビールさんの得意なフルーツビールを掛け合わせようという案や、濃厚にしようとか、酵母の香りも・・・なんて様々な案がでましたが、
今、東京のビアバーやアメリカで流行しているアメリカンIPAを東北魂ビールとして真っ向から対抗してみよう!ということになり、アメリカンIPAを醸造します。
打ち合わせの方向性が決まり、福島円盤餃子の店 川鳥さんに移動。でもそこでも熱く打ち合わせです。
アメリカンIPAを普通に造っても面白くないのではないか?いやだからこそ品質が試されるからいいのでは?
では、ビールの名前はどうする・・・・飲みながらもどんどん話がヒートアップです。
話はつきません・・・・
ちょっとクールダウンするため、1次会が終了しアイスブレイク・・・
駅前にダンケシェーンというソフトクリーム屋があったので食べました・・・
さらに二次会で打ち合わせ、福島路ビールさんを飲みながら打ち合わせです。
明日は、美味しいビールを醸造するぞ!
今日も世嬉の一は多くのことを学び元気に営業中です!
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Posted by sekinoichi at 10:24