世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

カテゴリー:新事業

2021年09月04日(土)

アメリカに支店を出す!?

最近あまっている世嬉の一ファーム。耕運機の力をかりて、畝をつくることに成功。水はけもよくなるように、計4回耕運機で深く耕しました。もみ殻の代わりに、ビール醸造の麦芽粕をすきこみ、土壌改良もしています。いい感じです。

さて、コロナになり酒造業、飲食業、観光業をおこなっている私たちは影響を直撃したわけですが・・・業績はダダ下がりですが、意外と元気な世嬉の一のスタッフです。

そのわけは・・・・常に新しいことにチャレンジしているからです。
2019年2月末に最後の海外団体が帰った後、みんなにこれからはモノづくり会社になる、たぶん1年間は飲食も旅行もきびしいと思っていると伝えました。
おかげで、今まで時間がなくできなかったことが沢山できました。
例をあげると
・クラフトジンの製造(もちろん消毒液からスタートですが)
・ジンソーダの製造
・クラフトコーラの製造
・クラフトジンジャーエールの製造
・スパークリング日本酒の製造
・ノンアルコールビールの製造
・おせちの通販
・鍋の通販
・お餅の持ち帰り
・あまったお餅でおかきをつくる
・駐車場の一部を農場にする
そのほか・・・
・会社の仕組みの変更
・週休2日制の導入(なんと・・・4週6休でした)
・レストランの昼のみ営業
・レストランのホールと厨房の一体化
・酒・ビールの受発注システムの改善、見える化
・請求業務の改善
・ネット販売の強化
・社員教育・・・
なんか・・・やりたかったことをどんどんやってきました。
今度は、敷地内に四季醸造の日本酒工場を建てます。
これもやりたかったこと・・・これは現在進行中で来年の8月までにつくらないといけません(補助事業なので・・・)

この時期に本当にやりたかったことをどんどンできるようになりました。
コロナで業績大変ですが、10年後、コロナのおかげで生まれ変われた・・・といえるように今楽しんでいます。

そして、これもやりたかったこと。
輸出の強化・・・「アメリカに支店」を出す、またはそれに近いことをやる。実はこれが水面下で進んでいたのですが、できそうです。

サンフランシスコに拠点ができそうです!

全体ミーティングで全社員に伝えたら、みんなぽかんとしていました。
たぶん、スタッフの大半は「むりじゃない~」と思っているかもしれません。

実は、当社のスタッフが家庭の事情でアメリカに渡らなければいけないとされ、会社を辞めたくないけど辞めなくてはいけないと相談を受けました。
相談を受けた時に、前からやりたかったアメリカでの本格販売を強化したいからこれをきっかけに・・・そうすれば、彼ともお互いによいのではとおもったのがきっかけです。

まだまだ未定な部分が多いですが、彼と私の中ではできそうだ・・となりました。そこから、昔お会いしたアメリカにいる知人、盛岡のJETOROさん、など様々な人と相談したら、なんかできそうな感じです。

先代や家族にも伝えましたが・・・まだ本気にしていないようです。

でも自分の中では「できる」気しかしません。
2年後に、現地法人になるのか、出張所になるのか、提携会社になるのか形はわかりませんが、うちの酒とビールを広めてくれる仲間とお客様ができると思います。

様々な人に手助けされていますが、思い描いていることがだんだん形になってきました。彼が海の向こうで、私どもの酒やビールを通じて岩手の魅力を伝え、1/1000くらいの人でも岩手に来たいとなってくれればうれしいです。大きな輪の経済循環ができればと夢想しています。

その第一歩の手前ですが、アメリカに本格的に足を踏み出せそうです。

世嬉の一は今日も夢を見ながら、語りながら、元気に営業しています。

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クラフトジンジャエール「こはるジンジャー」はこちら!9月1日から

今年もできました!一関産トマトを使用したトメイトエール!

詳しくはこちら
https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/tomato

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/sakesyabu

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まさかのホヤのビール、「ホヤール」みやて蔵ビールから登場!

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ノンアルコール クラフトビール「禁酒時代のヒール」が二種類で登場!

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Posted by sekinoichi at 05:48

2021年08月23日(月)

しょうがないから作っています!(ジンジャーエール)

今日はいい天気。サルスベリの花が綺麗に咲いています。サルスベリの花言葉は「あなたを信じます」だそうです。素敵ですね。今日もスタッフを信じ、いい感じで一日が過ぎ去っています。

・・・と思っていたら、ビール醸造スタッフが全員でレストラン厨房で作業しています。コロナ禍だけど、一気にレストランが混みだしたか!?

彼らは、ひたすら生姜の皮をむき、すりおろしています。その量100kg
春のエイプリールフール企画で醸造したジンジャーエール(生姜のビールALC5%)の時は、1500L醸造で10kgしか使用していないのですが・・・
今回はその10倍!

もしや生姜のビールが大量発注か・・・・

いえいえ、このアルコール提供禁止令が日本の60%以上で出ているのにそんなに注文は来ません。

実は、新商品 クラフトジンジャーエールの製造に入ったのです(発酵していないので、醸造とは言わないですね。)。

このコロナ禍で実はずーっと商品開発、研究を行っていました。今年クラフトコーラ「こはるコーラ」を醸造しはじめたと同時に、クラフトジンジャーエールも商品開発を始めていました。
どんな香辛料を入れればいいか、
生姜の割合をどうしたらよいか・・・
やっぱり自然のものだけでつくりたい・・・
やっぱり砂糖は入れないでつくりたい・・・

そんなことを考えて試作をずっと作っていました。
今回、本製造にむけて生姜を仕込んでいたのです。
そして、デザインもすすんでいました。

こはるコーラは東北らしくこけしシリーズでしたが・・・
クラフトジンジャーエール「こはるジンジャー」は、神様・妖怪シリーズです。
岩手は遠野物語でも有名ですが、座敷わらしや天狗、河童、鬼などの話がいっぱいです。
この自然派炭酸ジュースで岩手の創造性豊かな気風を感じていただければと思います。

世嬉の一は今日もチャレンジして元気に営業中です。

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今年もできました!一関産トマトを使用したトメイトエール!

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ノンアルコール クラフトビール「禁酒時代のヒール」が二種類で登場!

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夏限定のフルーツビール「パッションエール!」発売開始

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Posted by sekinoichi at 06:41

2021年01月17日(日)

とうとう発売!岩手初の地コーラ 天然素材のクラフトコーラ「こはるコーラ」

世嬉の一は、雪がだんだん溶けてきました。今のうちに道路で圧雪されて凍ってしまった氷を砕く作業です。斧やスキを使って氷を砕いておりました。結構な力仕事ですが、いい運動です。

さて、とうとう発売になります。こはるコーラ!
岩手初のクラフトコーラです。通常コラの実を使用するのですが、当社は国産の天然素材だけで醸造したかったので、麦芽や香辛料がメインになります。

こはるコーラの発売開始は、1月18日(月)大安の日になります。
実はこのこはるコーラは、開発は2012年にスタートしてました。その時点はほぼ商品の形はできておりました。

当時のサンプル商品

当社の地ビールブランド「いわて蔵ビール」において、震災後の2009年から地場産麦芽でビールづくりの研究を行っておりました。その過程で清涼飲料水も開発しようと2010年ビール醸造技術を応用して実は地コーラの研究は行っておりました。商品開発はある程度完成し、展示会などで評判もよかったのですが、コーラの開発の途中から既存商品である地ビールがクラフトビールブームもあり、ビール醸造(既存商品の生産)することで手一杯になり一時中断しました。

2020年コロナウイルスにより緊急事態宣言が発令、全国の飲食店への出荷も止まり、工場の余力ができました。特に、夜の飲食店へのアルコール需要が減り、当社も大変な時期を迎えました。時間と工場の余力もあることから、2020年4月頃から商品開発を工場長の後藤とプロジェクトを再開させ、「こはるコーラ」が完成いたしました。

このコーラの開発コンセプトはミロと同じ、麦芽をメインに考え、砂糖や香料・着色料を一切使用しないで作り上げることです。

それは、当時子供が生まれたばかりだったので、子供でも安心して飲めて体にいい商品にしかたったからです。

当時、2歳だった娘・・・来年中学生になります(笑)

●「こはるコーラ」の特徴

こはるコーラは、自然原料だけを使用し、また砂糖も一切使用せず醸造した炭酸飲料です。

こはるコーラの主原料は地元で育つ「小春二条大麦」です。小春二条大麦を糖化し、甘みをだします。これはビール醸造や水あめを作る過程と一緒になります。

また、こはるコーラには様々な香辛料を使用します、ナツメグ、コリアンダー、ショウガなど、これもビール醸造の手法を活用しています。これが飲料の香りになります。

液体の色は、黒ビールや赤い色のビールをつくる過程と一緒で、焙煎温度の異なる麦芽を使用することで色を創ります。だから着色料は必要がないのです。

結果として、砂糖や香料を一切使用せず、天然素材だけを使用した炭酸飲料になります。

老舗酒屋が対象としていなかったお子様にも安心してご提供できる商品です。

写真左が小春二条大麦。

ボトルデザインは上記のような感じですが・・・少し、オリンピックやインバウンド意識して地域の伝統玩具?であるこけしをモチーフにしています。

より、東北らしい地コーラであるためにです。

工場長の孝紀さんも一生懸命醸造しております。
販売はこちら

↓ ↓ ↓

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/koharucola

今、コロナ禍にあり、当社の飲食部門や飲食に卸している酒ビール部門、そして、イベント部門はほぼ売上80%減だったりします。

でももがきながら、楽しみながらチャレンジする集団になるためにも、どんどん新しいことをやっていきます。

今日も世嬉の一は新しいことにチャレンジし、元気に営業中です。

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今年も開催します!「まさかの恵方巻ビール!」
https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/ehoumaki

料理王国100選でまさかの優等賞受賞!上位10商品に、クラフトジン清庵

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/GIN

一関産ジョナゴールド使用、大人のサイダー発売中!

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/cider

今年の新酒もいい出来です!

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/sake_freshly_squeezed

まさかの国税庁主催のクラフトビールオンラインイベント!

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/gd595

岩手初の地コーラ(クラフトコーラ)こはるコーラ

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/koharucola



Posted by sekinoichi at 02:14

2020年12月28日(月)

クラフトジン清庵-SEIAN-が料理王国100選で優秀賞に選ばれました。

おかげさまで、平年の雪の量になり、過ごしやすくなってきました。

さて、嬉しいお知らせが来ました。料理王国という雑誌があるのですが、その雑誌で毎年開催される料理王国100選で優秀賞をいただきました!まずは、上記100選を選び、その後上位10商品に入ると優秀賞をもらえるそうです。

蒸留している大立目さん、今野さんも嬉しいようです。

料理王国からの評価は・・・・

石田伸二(乃木坂しん 店主)様
「口当たりが優しいのでそのまま飲みたい」
太田幸伸(小田急百貨店 販売促進部 催事マネージャー)様
「すっきりとしていて香り高く飲みやすい。」
廣田桃子(JR東日本商事 のもの事業部)様
「クラフトジンの日本らしいやわらかで落ち着きのあるジン」といただきました!

といただきました。嬉しですね。

二人は、今、3バッチ目に地元産リンゴを使用したクラフトジンや杉を利用し、清酒を蒸留したクラフトジンを創っております。

新年にお出しできると思います。

蒸留の分野でも若手が育ってきました。

世の人々が嬉しくなる一番の酒造りを目指して、当社の名前の由来ですが・・・

コロナでストレスの多い中、ほっとする香りをジンを通してお客様に伝え、幸せになっていただければ幸いです。

今日も世嬉の一は若手が頑張り元気に営業中です!

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料理王国100選で優等賞受賞

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最大6000円以上お得!福箱&福袋予約開始!在庫がなくなり次第終了です。

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Posted by sekinoichi at 11:52

2020年12月13日(日)

こはるコーラ本格醸造はじまりました!また、新しいクラフトジンも蒸留中です。

毎朝、上空を見ると渡り鳥や白鳥が飛んでいます。鳥たちは自由に動き回っていますね。きっと大変なんだろうけど見ていると優雅だなぁと思ってしまいます。

さて、世嬉の一では、こはるコーラを本格醸造始まりました。

基本はビール工場の仕込窯で行います。

原料もビールと一緒麦芽です。

今、ミロが大人気で販売停止になったとか・・・実はこのこはるコーラも10年前、ミロをみてて思いついた商品でもあるのです。ミロは麦由来の糖分(麦芽糖)でできています。ビール醸造も麦芽糖をつくりそこに酵母を足すことで発酵します。そこで、麦芽糖でなにかできないか…そこからこはるコーラに結びついていくのです。

発売までもう少し・・・ぜひお待ちください。

さらに、クラフトジン清庵-SEIAN-も順調です。同レシピで2バッチ目が終わり、次はリンゴを使用したジンと清酒をベースに蒸留し、杉の葉で香り付けする、ザ酒屋的なクラフトジンの蒸留も始まりました。

酒を蒸留しているので、でてきたお酒は焼酎と一緒です。当社でも焼酎をつくって販売できるのですが・・・実は僕自身あまり焼酎飲まないので・・・地域のボタニカルを入れてジンにしています。酒屋で新酒ができたので杉球を創ります。

それに合わせて、杉の葉の香りを使用したジンを創ろうと思います。

とにかく今年1年コロナで振り回されつつも、じっくり商品開発を行うことができ、本当に楽しく充実している一年でもありました。

まだまだ世の人々が嬉しくなる一番の酒造り「世嬉の一」を目指し、努力していこうと思います。

今日も世嬉の一は商品開発で元気に営業中です!

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クリスマスギフト、非常に混雑してきました。お早めにお申し込みください。

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今年の新酒もいい出来です!

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Posted by sekinoichi at 01:21