世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

カテゴリー:清酒

2022年10月31日(月)

酒蔵復活プロジェクト、タンクの測量を行いました!

毎日秋晴れが続く世嬉の一。奥の銀杏の木が黄色に変わってきました。紅葉が進むと共に、多くのお客様が、ご来店していただき、土日の蔵元レストラン世嬉の一は、昨年と比べると雲泥の差です。

本当にありがたいですが、当日、レストランご利用できずお帰りになるお客様も多く、心苦しい限りです。ぜひ土日、祝日は事前にご連絡していただくことお勧めしますね。

さて、酒の工場も着々と作業を行っております。
今日は、ビール工場長と一緒にタンクの10cmの容量(L数)を税務署様の機器で図っていました。これを測量して提出しないといけないのです。

この測量機、東北の税務署で2個しかないので、早めに予約してお借りして、すぐに返さないといけません。結構工場たっているのですね~

こちらで、私が工場長の号令と共に、機械の入り切りを行い、ストップした時の水の量をノートに記載します。

 

工場長はタンクに挟まっています・・・ではなく、タンクのわきについている測量で、水位の高さを測ってくれています。10cm(100mm)下がったらスイッチを切りして、水がなくなった量を記録していきます。すべてのタンクを測り、10cmごとのタンクの入り身数を明確にして税務署に報告を行います。また、工場にある機械一式もそれぞれ記載して図面と共に提出します。

2klタンクを4つと、水タンク2KLタンク2つ分を測り、終了・・・・

保健所から認可はいただきましたが、今度は税務署様から認可を頂き、醸造に移れます。

まだちょっと時間がかかりますがワクワクです。

今日も世嬉の一は、ワクワクしながら元気に営業中です。

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2年連続世界1位!レッドエールの快挙!

秋刀魚に合う、スパークリング清酒「サンマスパークリング」



Posted by sekinoichi at 04:26

2022年09月07日(水)

岩手県清酒鑑評会でW受賞!純米酒部門は県で1位!

久しぶりに青空が広がる世嬉の一。気持ちよい秋晴れです。いいですね。

さて、朝嬉しい話が舞い込んできました。冬に仕込み、秋熟成していたお酒の鑑評会、岩手県清酒鑑評会が開催されました。そこで、なんと、大吟醸 世嬉の一と、純米大吟醸 世嬉の一が金賞受賞、そして、純米大吟醸が純米酒の部門で岩手県1位を受賞しました。
ありがとうございます!!!
NHKでも紹介されました。

↓ ↓ ↓
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20220906/6040015430.html

岩手日日さんでも紹介されました。

ありがたいです。

杜氏の三浦ですが、ここ数年、出せば常に賞を取るようになっています。びっくりですね~
技術が向上している証拠です。

ありがとうございます。

受賞したのは、手造り大吟醸と純米大吟醸 秘蔵。

秘蔵は、昨年まで兵庫県の山田錦を使用していましたが、今年から岩手県の酒米「結いの香」に変更しました。そこで県内1位を受賞したので嬉しいですね。

南部杜氏鑑評会でも受賞して連続受賞です。

これからも美味しいお酒を醸造していきます。

今日も世嬉の一は元気に営業中です。

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今年もトマトエール販売開始しました!

ひやおろし発売開始!

2年連続世界1位!レッドエールの快挙!

秋刀魚に合う、スパークリング清酒「サンマスパークリング」



Posted by sekinoichi at 05:17

2022年09月03日(土)

岩手は秋です。秋刀魚にあう、発泡性清酒リキュール「サンマスパークリング」発売し始めました。

今日は久しぶりに晴れた朝でしたが・・・夕方には雨が降ってきました。だんだん多くなってきましたね。敷地内にアケビが大きくなってきました。秋も深まってきました。

さて、秋のお酒と言えば・・・「ひやおろし」の他に、秋刀魚の塩焼きにあうスパークリング清酒「サンマスパークリング」が完成しました!

今年も秋刀魚の季節になりました。ただ、秋刀魚も高級魚になってきましたね。そんな秋刀魚に会う、お酒を世嬉の一酒造は新たに作りました。純米吟醸酒をベースとして日本酒リキュール。スパークリングですが、甘ったるくない、すだちの柑橘系香りがしつつドライな大人のスパークリングを目指しました。今年も1200本限定で販売します。

 

秋刀魚は入ってないですよ~、秋刀魚に合うようにすだちを入れてドライな感じです。

元のお酒が純米吟醸なので、結構いい感じですよ。

 

日本酒リキュールは、柚子やカボスの甘いものが多いのではないでしょうか?当社では秋刀魚を美味しく食べるため・・・という目的で開発したので、今回甘さ控えめの大人の味にしております。
そして、手間をかけてなぜスパークリング酒(泡酒)にしたのか・・・これは、炭酸の強めのお酒は、油の濃い食事に会いやすいからです。また、もともと純米吟醸ですので、飲んだ後口のなかでべたつかずすっきりします。秋刀魚の苦い内臓を食べた後でもスパークリング酒は気持ちよく口を洗い流してくれます。

さらに、飲んだ後にすだちの風味が心地よい余韻を残します。今回、清酒とビール醸造を行う蔵だからこそ生まれた脂がのった食事に会うスパークリング酒なのです。
もちろん、秋刀魚だけでなく、脂のしたたるステーキなどにもよく合うお酒です。

スパークリング酒は脂がのった美味しい秋刀魚により会うお酒です。酒本来の香味が生きる蔵出し風味を活かしたスパークリング酒です。

おかげさまで、リピーターが多い商品になっています。

ぜひスパークリング酒も楽しんでください。

今日も世嬉の一は商品開発に力を入れて元気に営業中です。

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今年もトマトエール販売開始しました!

ひやおろし発売開始!

2年連続世界1位!レッドエールの快挙!

秋刀魚に合う、スパークリング清酒「サンマスパークリング」



Posted by sekinoichi at 04:21

2022年08月29日(月)

今年も秋上がりの酒「ひやおろし」出来上がりました!

秋晴れの世嬉の一。愛心幼稚園のもち米田んぼは、すくすくと育ち、稲刈り前にすずめから園児たちの稲を守ることに一生懸命です。鈴虫の声も聞こえ始め、岩手はすっかり秋が始まっております。

蔵でも秋の装いが始まりました。

今年も純米吟醸の「ひやおろし」が発売されました。

ひやおろしとは、

日本酒では、発酵を止め、雑菌を殺し、香味を保つため、「火入れ」という低温加熱殺菌を行います。
通常は2回、貯蔵する前に1度、さらに出荷直前に1度行われます。

<ひやおろし>は、この2度目の「火入れ」をせず出荷されます。1度目の貯蔵前に「火入れ」するのは安定して熟成させるため。 冷蔵技術が発達した現在では、「火入れ」をしない生のまま低温貯蔵することが可能ですが、それでは熟成が進まず、秋口に熟成の旨味は出てきません。 2度目の「火入れ」をしないのは、熟成による風味をそのままお届けするため。 熟成中に出てきたお酒本来の香りや、馴染んだ味わいが過熱によって壊されず、そのまま楽しむことができます。
お酒本来の香味が生きる蔵出し風味、それがひやおろしです。

そして、コロナで旅行ができなくなった方も多いので、中尊寺の紅葉をイメージして、一昨年より、落ち葉のボトルで販売しております。

三浦杜氏も飲んでみて自信のある「ひやおろし」になりました。

秋限定の「ひやおろし」 9月1日より出荷開始です。

円熟した旨みの美味しい秋限定のお酒です。

ただ、すみません、あまり量がなく限定240本で発売します!お早めにどうぞ!

ご注文はこちら

今日も世嬉の一は、季節商品を生み出し元気に営業しております。

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ひやおろし発売開始!

2年連続世界1位!レッドエールの快挙!



Posted by sekinoichi at 05:41

2022年08月04日(木)

新しい蔵人が入社しました!

今日は最高気温27度過ごしやすい天気です。愛心幼稚園のもち米田んぼもどんどん伸びています。

酒蔵工事も左官屋さんが来て細かな作業を行っています。とても楽しみですね。

さて、酒蔵復活プロジェクトで大事なのは工場だけでなく人材です。

8月1日より新人さんが入社しました!東京から岩手にUターン就職です。とても頼もしい人材です。

当社での醸造部門は、みな素人さんからスタートしています。

ビール部門には、東京農業大学醸造学部出身者だけでなく、大学の微生物学を学んだ人すらいません。(私は大学の環境微生物をべんきょうしていましたが・・・)

現在工場長の後藤孝紀さんは、法学部を途中でやめ、当社に来てくれました。


ド素人といわれても仕方がないのですが、彼は真面目に学び、経験し、いつの間にか、世界で賞を取るビール醸造士になりました。さらに岩手県知事から岩手県青年卓越技能士に選ばれるほど熟達しています。(写真はビール工場長 後藤です。彼も酒の醸造は数回行った経験があります。)

さて、新人蔵人(杜氏を目指すスタッフ)が1名入社してきました。30代の青年です。

名前はM君。元は東京の高級寿司屋さんで、仕入れ担当していたそうです。彼は、大学卒業してからずっと10年以上一つの会社で勤めていました。

実家の岩手に戻りたくなり、当社に応募してきました。

魚の目利きはぴか一ですが、残念ながらお酒の醸造は全くわかりません。工場ができあがるまで 今はビール部門で修業しています。

私は、採用の際に学歴をあまり見ないです。それよりも1つの職場でどのくらいがんばったかを見ます。醸造経験や大学で微生物学を学ぶということはすごくいいのですが、必ずしもそれがいい醸造士や蔵人になるとは思えないのです。ずっと一つのことをコツコツやれる人がいいお酒を造れるのではと思っています。

ですので、今回採用した彼は適任だと思ったのです。

今、全く慣れないことを毎日コツコツやっています。しかも清酒づくりではなくビールづくりを・・・昨日彼と食事をしていましたが、非常に人当たりもよくすなおなところがきっといい醸造士、蔵人になるなぁと思いました。

すごく期待しています。

また、嬉しいのは、今回のプロジェクトのように新しい事業を起こすことで、新しい人材を地方で採用することです。
地方は人口が減ったといわれますが、少子化もありますが、主に、人口流出です。仕事がないから都会に出てしまいます。仕事をつくっても将来的な不安や賃金格差などで戻れなかったりします。

今回、彼が戻ってこれる場をつくれたのかなぁとちょっと嬉しくなります。

ビール醸造の時も後藤工場長と10数年一緒にビール部門を育ててきました。もちろんこれからも育てていくつもりですが、酒部門はM君と一緒に1から育てていきたいと思います。

また、もう1人~2人醸造部門(酒ビール関係なく)スタッフを採用する予定です。

後藤工場長のように、田舎から世界に評価される人材を部門と共に育てるのが私のひそかな楽しみになっています。

今日も世嬉の一は新しいスタッフと共に元気に営業中です。

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https://camp-fire.jp/projects/view/584549

現在、クラウドファンド実施中!よろしくお願いします。

残り9セット
〇世嬉の一未来に応援セットG2(35,000円)【頒布会1年分】

お申し込みはこちら

残り2セット
〇世嬉の一未来に応援セットH(55000円)【頒布会】

お申し込みはこちら

 

残り7セット
〇世嬉の一すぐに応援セットC(10000円)

こちらは残り7セットです。

お申し込みはこちら

よろしくお願いします。

今日も世嬉の一は蔵がイキイキと生き返り、元気に営業中です。

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お中元ギフト受付中です。

https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/giftpamphlet



Posted by sekinoichi at 08:00