世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

2016年05月07日(土)

本日は嬉しいこと目白押し!地ビールフェスティバルとオイスタースタウト

nikkei-plus1

今朝、東京のいつもご指導していただく先生からメールをいただきました。

「全国地ビールフェスティバルin一関」が1位ですよ!って。

ぼーと子供たちとあそんでいたら、びっくりしたニュースに、すぐさま見てみました。

日経プラス1に「全国地ビールフェスティバルin一関」がなんでもランキングで1位に!

すごい!!!

「150種以上のビールに地元の食材をつまみに」これが副題!

私たち地ビールフェスティバルのプロジェクト委員会では、常に一関らしいビールイベントをということで、

一関らしさを追及してきました。

食は地元のものを出そうとか、おしゃれなベンチはないけど、接客は笑顔でとか・・・

とにかく一関を満喫していただこうと思いやってきました。

それが・・・多くの都会のビールフェスを差し置いて、一位に選ばれるとは・・・嬉しい限りです。

ビールフェスというより、『地ビール祭り』がぴったりのイベントですが嬉しいですね。

昔、このイベントを手伝い始めのころ、10年以上前ですが・・・

なかなか盛り上がらない地ビール祭りに、どうしようと市役所の担当者、当時のプロジェクト委員の柳橋さん(当時、観光協会副会長、調理師組合会長)悩んでいた時期もありました。

みんなで大手さんがやっているビールイベントを見学しに行った時もありました。

あーでもない、こーでもないと悩む時期もありつつ、当時、ビールのイラストレーター藤原ヒロユキさんに(現、ビアジャーナリストリスト会長)に「航くん、世界のメジャーなビールイベントは田舎で行っているんだよ、一関が日本一になってもおかしくないよ」と言われ、みんなで頑張ろうと思ったことがあります。

また、地元の一関ミートの会長さんにドイツの視察に行こうといわれ、無理にお願いして、ミュンヘンのオクトーバーフェストの実行委員長にイベント友好都市になりましょうと言いに行ったこともあります。(先方は600万人集める国家イベントで、こちらは当時1万人あつまっているかどうかでしたので、玉砕しましたが・・・)

ちょっとづつの改善でちょっとづつ大きくなり、いつの間にか19年目。

今朝の新聞で今年にすごく弾みがつきました。

そして、一関から就職や進学で外に行ってしまった人もその時だけでも友人をつれて一関にきていただけるのではないかなぁ?そんな期待をしています。

いずれ、私は酒屋でありビール屋であるので、ビール屋ができる町おこし、一関の魅力発信をできればと思います。

 

 

さらに・・・本日嬉しいことがありました!

今日は2年に1度開催されるビールの世界大会。

ワールドビアカップ2016年の結果発表の日です。

今年は世界から出品国58カ国、ブルワー数1905、エントリー数6592で競い合いあました。

一気に増えていて、無理かなぁ・・・とも思っていました。

そうしたら・・・

WorldBeerCup

三陸広田湾産牡蠣のスタウトがなんとワールドビアカップでブロンズアワード受賞しました!

すごくうれしい。

今日はなんて日だ~という感じ!

この牡蠣のスタウトが受賞したことも嬉しいです。

OysterStout

このオイスタースタウトは、19世紀にイギリスで醸造したものが最初ですが、当時レシピもなにもなかったので、いわて蔵ビール独自に開発しました。

岩手のものを使用して、いわて蔵ビールらしい商品=地域の魅力を発信する商品にしたい!そんな思いでした。

今回の受賞が嬉しいというより、地元のもの(陸前高田の牡蠣)を使用した商品が受賞したという事が嬉しいです。

東京にでてしまった人たちが、ちょっと一関や岩手に帰ってきたときに私たちのビールをお土産で購入し、友達と飲んだときを常にイメージしいます。こんな感じです。

友人:「このビ―ル美味しい!」

岩手の人:「そうでしょう!岩手は、とても素晴らしいとことだよ人も自然も町も・・・だからこんな美味しいビールができるのだよ・・・」

友人:「こんど行ってみたいな~」

こんな会話されたら嬉しいなぁといつも想像しています。

そんな中での受賞でした。

本当にありがたいです。スタッフたちも嬉しがっていました。とくに工場長!

今日はとてもいい日です。

世嬉の一は今日も地域の魅力を発信し、元気に営業しています。

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Posted by sekinoichi at 08:17