世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

2022年12月22日(木)

続けていると広がっていく~もち食文化 大人の休日倶楽部 果報もち~

今朝は暗いうちから出社です。30年以上続いている地域に赴任してきた人との朝食ミーティングの準備のためです(朝がゆ会といいます)

先代の女将が朝食を作って、朝食後、順番で好きなトピックを話す会ですが、先代が引退してから私達で食事をつくってお迎えします。朝早いですが、雪もなくスキットした朝でした。

この朝がゆ会も30年以上続けているので、様々なお繋がりと普段知り合えない人と知り合えるのでとてもいい学びになります。継続しているので様々な方と出会いがありました。

さて、先代から続けているものに、もち食文化の継承と発展があります。この地域で守られていたもち食文化の啓もう活動など行っていました。餅を若い人にも知ってもらうため、出張授業や、もちのお祭り(もちサミット)、もちの伝統文化を継承する人を育てるもちマイスター制度、そのほかに、地域に来ていただいたらもちを知ってもらう、もちのお土産品開発。

一番ネックだったのが、一関のもち食文化(伊達藩のもち食)は「搗きたて餅」ということです。新潟などの有名なもちのように「切り餅」ではないのですね。

ですので、搗きたて餅でお土産開発にはかなりの時間を要しました。

最終的には、特許技術(大林製菓さんと県南技術センター 故小田嶋所長)の努力で、搗きたてもちの冷凍化を可能にし、搗きたて餅のお土産第一弾!「果報餅」ができました。

4年前からコンスタントに販売しており、それほど大きく売れているわけではないのですが・・・

朝会社にきたら、JRさんのサイトから沢山の注文が!!!びっくりしました。

不思議におもっていると、ちょうど、JRさんから冊子が届きました。「大人の休日倶楽部会員向け冊子」表紙は、渡辺満里奈さん、さすが50歳以上の冊子ですね。

チョイスがちょうどその世代!

この雑誌に見開きで、「果報餅」が掲載されていました。しかも百年グルメで!

ありがたいです。いろいろなところで一関のもち食文化が広がっております。

過疎と閉塞感でちょっと寂しい一関ですが、様々な分野で打破していきそうな感じです。

継続は力なり、先代を含め、諸先輩方がもち食文化を伝承し守ってきたからこそ、つながっていくのですね。

これからも地域の誇れる文化として継承を発展を目指して頑張っていきたいと思います。

今日も世嬉の一は地域の文化の継承と発展を目指して、元気に営業中です。

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Posted by sekinoichi at 05:55