2018年03月14日(水)
本当の意味での未来に残す事業かなぁ・・・
今日の世嬉の一も暖かな一日になりそうです。敷地内の梅の木の芽がすこしづつ膨らんできています。
水仙も目が出てきました。楽しい春がちかづいてきていますね~
さて、世嬉の一では、ここ一年大蔵の修繕事業を行っています。
3月末で終わらず、来年度も引き続き行います。
来期でちょうど100年目の世嬉の一。
大蔵も100歳。100年のうちにどんどん建物が傾き、震災でさらに大変になっていったそうです。
腐っている柱も修復に入りました。
そして春からずーっと工事になっています。
お陰様で、文化財の先生、建築設計の先生、構造の先生に知り合う事ができ修繕が進んでいます。
毎月打合せ、報告をして頂いているので本当に助かります。
先代や女将は蔵が修復されるのは嬉しいようですが、私は現場なのでお金の工面や経営とのバランスで正直大変です。
ただ、未来に向けて残すというのは、使命としてやっていかなければならないと思っています。
先代に言われた一言、「この蔵の風景は一関の風景だから、借金しても残せるものなら残しなさい・・・」
未来の子供たちや地域の人たちに溶け込む風景として残していきたいですね。
今回の事業で壁の構造や歴史がわかりました。何層にも塗ってあった壁は歴史を感じ、代々に蔵を守ってきた事がうかがえます。
土蔵の土は発酵させるのに1年以上おかなければならず、先生方の主導でワークショップもやっていただきました。
その日は私は会社でお客様が多く参加できませんでしたが、うちの子供たちが参加したのがよかったです。
大きくなった時に思い出として心の1ページにあれば何よりです。
また、この100年間で水害にもあった蔵です。
いくつかの柱がすでに腐っていて、それの取り換えも行いました。
これから次の世代に向けて工事は続いております。
終了は来年度の末に終わればいいなぁというくらいです。
世嬉の一は未来に残すための工事を行いつつ元気に営業中です。
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Posted by sekinoichi at 02:24