東北一の大きさを誇る土蔵(元仕込み蔵)を改築して酒の醸造工程がわかる博物館になりました。また、入口には世嬉の一や一関とかかわりのある文学者(井上ひさし氏や島崎藤村など)の原稿や著書を展示したミニ文学館もあります。土蔵の中で地域文化を体験してください。

酒の民俗文化博物館

仕込み蔵として使われてきた、東北有数の大きさを誇る2階建ての土蔵を改装した、酒造りに関する博物館。酒造りの工程紹介、それに沿った1600点を超える道具展示のほか、酒の神・松尾大明神を祀っている杜氏部屋や米造りに関する資料をご覧いただけます。

入館料/300円(小・中学生200円)
団体(11名から)は250円(小・中学生150円)
開館時間/9:00~17:00
見学時間約30分

いちのせき文学の蔵

一関にゆかりがある文学者12人の著作や直筆原稿などを展示している、市民立の文学館です。古くは島崎藤村が寄寓し、 幸田露伴や北村透谷、内村鑑三といった文化人との関わりがある当蔵。 戦後すぐには、当時中学生であった井上ひさしさんの一家が土蔵で暮らしていたというエピソードもあります。「言葉の力」を信じる文学者の営為に触れ、感じ、考える時間がここには流れています。

入館料/無料
開館時間/9:00~17:00
見学時間約20分