世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

2018年12月16日(日)

世嬉の一の季節の風景~一ノ関地区伝統の門松立て・・・それは門です。~

12月15日、毎年恒例の行事・・・30年以上続いていますが、一関伝統の門松立てを行いました。

朝8時から、厳美の保存会の方々が来ていただき、設置作業をしました。

一ノ関伝統の門松は、「竹」「栗」「松」を使用し、その枝ぶりも節も、きれいに奇数で別れているもの、を使用し門を創ります。

この門の形の門松が本当の一ノ関伝統の門松になります。現在では、世嬉の一酒造、道の駅ともう一ヵ所の3か所だけになってしまいました。

門松は、家の門の前に立てれる松や竹を用いた正月飾りで、木の梢に紙が宿ると考えていたことから、年神を家に迎え入れるための依り代という意味合いがあるそうです。(ウィキペディアより)

その意味で、一関伝統の門松が鳥居の形をしているは自然ですね。

門松を建てる様子は下記のとおりです。

①支柱を建てます。支柱を建てるとき、支える縄は、下から7巻-5巻-3巻と細かいルールがあるようです。

①まずは支柱を建てます。支柱を支える、木の数、支柱を支える木を止めるロープのまき方(下から 7巻き、5巻き、3巻き)と細かなルールがあるようです。

 

②竹、栗の木、松の木で建てますが、その節の数、枝分かれの数など決まりがあり、毎年その木を切って持ってくるのに時間がかかり、建てる時より重労働だそうです。

 

このような形できれいに作っていただきました。

また、大きなしめ縄も毎年作ってくれます。

この大きなしめ縄も作ってもらっています。

そして、各門と敷地内の神棚などに設置してもらいます。

一緒にすぎ玉も新しいものに変えます。新酒ができたお知らせになりますね。

位置決めをしていただき美しいすぎ玉としめ縄が気持ちがいいですね。

全てが終わると神事です。

神事には、お酒とお餅(米)は欠かせません・・・まさに世嬉の一っぽい!

ただ、このような地域の伝統行事には常に、感謝と願いが込められて行います。万物に対する感謝ですね。

若いスタッフはよくわからないと思いますが、何年も行っているうちに、自然としみこんでいきます。

今年もいい門松立てができました。

保存会の皆さまありがとうございます。

今日も世嬉の一は伝統を守り元気に営業中です。

 

世嬉の一酒造(蔵元レストラン世嬉の一、直売店 世嬉の市)の営業予定です。

12月30日まで営業します。31日、元旦はお休みいただきます。2日9時半より営業します。

平泉カフェ&クラフトビール The Brewers Hiraizumiの営業予定です。

12月30日まで営業します。31日はお休みいただきます。元旦9時半より営業します。

 

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Posted by sekinoichi at 04:32