世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

2018年05月14日(月)

いよいよ明日は100周年記念事業 第一回目!(リハーサル風景)

京都出張から朝一の飛行機で戻り、スタッフの明日の準備状況を聞きました。

100周年記念事業は、鏡割りも派手なパーティーもなく、スタッフ一人ひとりが創るお客様をおもてなしするイベントです。

そのため、およびするお客様もちょっとだけ限ってお呼びすることになっております。

前の日なので明日どんなことをやるか最終チェック。

いままで100年の世嬉の一は、三代目社長や専務(女将)の指示のもと、世嬉の一らしさを創ったイベントが多かったです。

しかし、今回からはstaff一人一人が考え行動するイベント。皆一応に不安です。

何を隠そう、私自身がもっとも不安です。この子たちだいじょうぶかなぁ・・・

今回のイベントを行うにあたって方針だけ決めていました。

1.全員でイベントをつくる。(任せる)

2.普段裏方にいる方も全員で全面にでる(お客様と一緒に参加する)

3.感謝の気持ちを表すイベントにする

4.社員自身の学びの場にする

です。

さて、どんな様子でしょうか?

明日は、世嬉の一の各蔵の見学を行います。100年前に使っていた様子と現在の様子をそれぞれのスタッフがお客様にお伝えするツアーを行います。

スタッフ同士で聞いて、こうした方がいいのではなどと最終打ち合わせに熱が入ります。

普段お客様にお見せしない、大蔵の二階も見学ツアーに入っております。

もちろん当日の料理の打ち合わせも行います。

普段だったら、大切なお客様は女将が決めていましたが、今回は若手スタッフが考え、調理しています。

コンセプトは

1.酒蔵だから、日本酒、酒かすなどを使用した蔵元料理

2.地域の食材を使用した料理

3.建部清庵(地元の偉人)が提唱した野草料理

4.自分たちもパーティーに入るので、サービスしなくても食べれる料理

5.旬な食材をつかう料理

です。

餅やはっとはもちろんですが、若手スタッフが考えた料理はどれもおいしいです。味付けだけちょっと修正しましたが若手もどんどん育っています。

最後は名刺交換の練習。

いつも厨房の中、ビール工場の中などにいるとお客様と接したことがないので、名刺交換する機会がありません。

そんな子たちにも名刺交換してもらおうと行いました。

世嬉の一ではスタッフたち、一人ひとりがいい人生を送ってほしいと考えています。

よい人生ってなんだろう、多くの人からありがとうを言ってもらえる人生、そしてよい人と知り合える人生。

だから、今回は普段サービスするスタッフも表にでて懇親会に混ざってもらおうと思いました。

名刺交換もしてもらおうと・・・

初めての練習で緊張しているようです。

明日が楽しみです。

世嬉の一は一人一人のスタッフがイキイキ働き元気に営業中です。



Posted by sekinoichi at 03:47