世嬉の一酒造

蔵元だより

大吟醸 世嬉の一 720ml

2018年01月15日(月)

TRAIN SUITE 四季島が当社にお立ち寄りに・・・本当に素敵なお客様たちです。

昨年より、TRAIN SUITE 四季島のお客様が当社にお立ちよりになってくれます。
走る旅館?走る高級ホテル?
そんな素敵な列車に乗って一関に滞在されるお客様が、当社にお立ち寄りになります。
お客様は、松島や弘前などを観光して列車でディナーお食事された後に当社にお立ちよりになっていただけます。

夜21時近くに来ていただき、22時30分まで滞在されます。

夜遅くお食事終わり、早く就寝したい中、お疲れの中、私どもの蔵に来ていただけること本当にうれしく思います。

私たちスタッフもそんな高級列車に乗ってきていただけるリッチなお客様にどう接していいかわからず、結構悩みました。結局JR様とも話し合い、一関らしさ、酒蔵らしさ、世嬉の一らしさで喜ばせようと考えました。

お餅つきをしてお迎えし、会社の説明、蔵の説明、酒造りの説明、そして、蔵厳選のお酒の試飲(飲み比べ)などを行います。

お正月だからもちつきするのではありません。もちつきで一関の餅食文化をPRします。

さらに、このお餅をつくのに参加して頂き、最後に餅を食べてもらいます。

その後、酒造りについてご説明します。また、蔵の説明を行います。東京駅を設計した辰野金吾さんのお弟子さん小原友輔さんが設計した、国の指定文化財の蔵。

どうして蔵が指定文化財なのかなども説明します。

さらに、当地方の門松もくぐってもらいます。

今年は昨日で最後でした。

その後、試飲

普段、卸をしないような秘蔵のお酒、熟成酒、バーレーワインなどを試飲していただきます。

また、蔵で造っている甘酒や室根のリンゴジュースなど、地元のものを楽しんでもらいます。

さらに、先ほどのお餅を楽しんでもらいます。

これが結構人気です。やはり餅文化の街ですね。

最後に自由にお買い物をしてお帰りになるのですが

お客様もお疲れのはずですが、喜んでいただいているようです。

 

毎回、お客様に来ていただいたあとスタッフと話し合い、お迎えの方法が少しでもよくなるようスタッフと毎回相談しています。

最初のお客様と昨日のお客様のお迎えが変わってしまっているかも・・・

四季島のお客様が当社にお越しいただいて本当によかったのは、商売的に売れるとか、高級列車が来るというブランド力があがるとかそういうことではなく、本当にうれしいのは、お客様から「普段はお休みの時間でしょう。遅くまでありがとうね」とお客様に言葉をかけられることです。

毎回、何人かのお客様に、当社の事を心配していただいたり、温かいお言葉をいただきます。

「ありがとう」って・・・

こちらこそ「ありがとうございます」なのですが・・・

その言葉を聞くと遅くまでいるスタッフも本当にまた頑張るぞーと気合が入ります。

お客様の方から私たちのことまで気を使っていただいているというのは本当にびっくりです。

素敵な列車には素敵なお客様が乗っているのですね。

今回、四季島のお客様が当社に来ることで、私たちが逆に元気をいただき、学びをいただいている気がします。

素敵な人生を送れるよう、四季島のお客様からも学んでいきたいと思います。

今日もお客様が帰った後に、どこをどう変えていけばいいか話し合いました。

再来週また素敵な出会いが待っているのかもしれません。

今日も世嬉の一は元気に営業中です!

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Posted by sekinoichi at 07:10